40代になった頃、改めて自分の体型を見つめることができるようになりました。
子どもたちが自分で身の周りのことができるようになって、やっと自分一人で入浴できるようになり、ほっとする一瞬が持てるようになりました。
入浴といえば、当然裸です。
入浴前後の自分の「下着姿」、自分の「生の姿」を鏡に映してみるようになったんです。
そういえば長女がおなかに宿って以来、約15年間というもの、まったく自分の「生の姿」を見ていませんでした。
その当時の体重は59キロで、臨月間近のころと同じ体重になっていました。
生の自分、怖いけど直視してみる
鏡にうつる私は全身に脂肪がいきわたって、
足首21.5センチ、ふくらはぎ36.5センチ、太もも56センチ、ウエスト76センチ!!!になっていました。
太もも56センチって、細い人のウエストサイズに近いですよね!
って、太もも ふとっ。
鏡に映る自分の下着姿ったら、もーーーーダメ!
自分の生の姿ったら、もーーぜーーーーんぜん、ダメダメ!
3人産んでから10年経過した姿は、見るも無残!な姿です。
顔は化粧などでしばしば見ているものの、体はまったく見ていなかったので、ここまで変形しているとは・・・・
ガクゼンとしました・・・( ゚Д゚)
え?ここ具体的に聞きたい?
変形(変り果てた容姿)の実態を聞くとびっくりすると思うので、やめておきます。
本当の自分を受け止めるってあきらめること?
目の前にある自分の「生の姿」が、あまりにも変形しているのを受け止めるのに、相当時間がかかりました。
だって私の記憶にあるのは、結婚当時の20代半ばの若々しい姿、そこから一気に42歳の下半身デブの崩れた全身。
もう脚がふといだけではありません。
全身のくずれや変形が加わって、オバサン体型どころではありません。
「遺伝+加齢」なので、どうしようもないのだと諦めることにしたんです。
このままの姿で生きていくしかないみたいだし、それってイヤだけどしかたないし。。。
どうやって生きていったらいいか、諦めと絶望中で生きていくしかない、ってそう考えるようになっていました。
こうなったらもうやけくそ、太い脚を無視した格好をするか?
それともやっぱり隠し続けるか?
「もうオバサンなんだから、自分のことなんか無視しよう、そうしよう、意識せずに生きていこうょ。」
そう言い聞かせて、まだまだ子供中心の生活は変わらないまま、脚を細くしたいという夢も希望も抱けずにいました。
さらに肥大化しそうな下半身
それにしても、さらに肥大化しそうな13号の下半身をかかえて、どうやって生きていくか・・・
悩んで、考えて・・・
月日は数年経ちました。
そしてたどりついたのは、「そうだ!着物を着て隠そう!」ということでした。
着物なら脚の太さはわからないはず。
それに体型も隠せるし、いいんじゃないかなと。
- 第1話:「脚やせ成功物語・脚太歴30年涙の克服体験談を残しておきます」
- 第2話:「細い脚を夢みた10代20代」
- 第3話:「脚やせマッサージ失敗編」
- 第4話:「元祖加圧着圧ストッキング時代の苦い思い出」
- 第5話:「細く見える脚への着こなしコーディネート奮戦記」
- 第6話:「脚やせ成功願望も薄れた子育て中」
- 第7話:「太さピークの40代前半のころのサイズ」←今このページ
- 第8話:「寸胴オバサンでいくかそれとも」
- 第9話:「娘に浴びせかけられる暴言は続く」
- 第10話:「脚やせダイエット40代の体験」
- 第11話:「後ろ姿は30代後半を維持するために」
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