脚を隠し通して30代になりました。
子どもが三人になって、仕事と育児で目が回るほど忙しい日が続きました。
子どもが小さいうちは、どのお母さんだって同じだと思います。
早朝に起きてから、朝食を食べさせ、子供を連れて保育園へ、目が回る忙しさですよね。
フルタイムの仕事をしてお迎えに行き、夕食を済ませ寝かしつけるまで、それこそ息つく暇さえないくらいです。
あのころの私はいつも寝不足感で、イライラ・カリカリしていました。
30代の私は、忙しいばかりでゆったり子育てできず、愛想のない人間でした。
体調をくずすしおしゃれなんてとんでもない!
30代の10年間は、疲労から体調をくすこともありました。
腎盂炎で入院したり、膀胱炎で発熱通院を何度となく繰り返し、はやく子供が成長してくれないかなと内心思っていたものです。
当然おしゃれなど考えたこともありません。
普段の格好といえば、ウエストゴムのダボダボズボン姿です。
さっと着替えられて、さっと洗えて、とにかく自分のことは何もかまう余裕はありません。
お化粧?したことなかったかもしれません。
当然体はなまけてしまいますし、美への関心もほぼゼロの状態です。
トップスはブラウスやTシャツがMサイズ、9号で着られるのに、ボトムスはツーサイズ以上のものを選ぶしかありません!
たまに洋服の試着をしても、パンツ(Gパンなど)をはいてみても、ウエストに合わせると絶対に太ももでひっかかり上がりません。
太ももを通すと、ウエストはダボダボです。
はいた姿が下半身デブまるわかりで、無残な姿です。(トホホ・・・)
スカートもしかり、タイトなスカートがはきたいと試着してみても、ウエストで合わせると太ももでひっかかってどうにもならないし。。。
ようやくはけるサイズにすると、ウエストずるずるで太ももおしりがパンパンで、歩くも座るもできないありさま。
30代は下半身デブがさらに悪化していた
そんな残念な姿を鏡でみるにつけ、がっくり肩を落として、フーーーっとため息をついて、陳列棚にもどします。
30代の私は20代の頃より、さらに下半身のデブさが悪化していました。
体重もじわじわ増えていった30代の後半から40代にかけて、下半身がますますたくましくなっていったんです。(下半身のたくましさなんていらないよぉ・・・)
そのころ職場の更衣室で着替えているとき、同僚に言われた言葉も、胸をグサっと刃物で突き刺されたような衝撃でした。
「立派な脚ねぇ!」と。
以前から嫌いだったその女性にこう言われたときは、一瞬で体が固まってしまいました。
そしてわなわな震えだしたんです。
でも、ここで人間関係を悪化させるわけにはいかなくて、「太くて悪かったわね。これは私のせいじゃない!」と心の中で叫んでました。
何も言い返せなくて惨めな想いだけが残り、その日は家に帰って泣きました。
どうして脚だけこんなに頑丈にたくましくなってしまったんだろう!!!!!!
- 第1話:「脚やせ成功物語・脚太歴30年涙の克服体験談を残しておきます」
- 第2話:「細い脚を夢みた10代20代」
- 第3話:「脚やせマッサージ失敗編」
- 第4話:「元祖加圧着圧ストッキング時代の苦い思い出」
- 第5話:「細く見える脚への着こなしコーディネート奮戦記」
- 第6話:「脚やせ成功願望も薄れた子育て中」←今このページ
- 第7話:「太さピークの40代前半のころのサイズ」
- 第8話:「寸胴オバサンでいくかそれとも」
- 第9話:「娘に浴びせかけられる暴言は続く」
- 第10話:「脚やせダイエット40代の体験」
- 第11話:「後ろ姿は30代後半を維持するために」
コメント