「脚を細くできる新兵器」に思えた美容器具のあとは、「脚を細くするマッサージ」です。
マッサージについては、何度も何度も挑戦しました。
近くにエステサロンなどがまだない時代でしたが、「マッサージ」という職業はあって、主に体を揉みほぐすのをマッサージと呼んでいました。
ですから、「リンパのながれにそって~」なんていうものではなく、とにかく揉むんです。
ひたすら揉むんです。
「もんで脚が細くなる」はずなのに痛いだけ
もちろん「脚が細くなる」という書籍に書かれていた方法でした。
で、その揉み方は、足首からひざ、ひざから脚の付け根にむかって、両手の親指とひと指し指で、ギューギューと揉むんです。
力加減がわからないので、けっこう力を入れてぎゅっと揉んでいました。
これもとある美容書籍で見つけたので、やっていたわけですが、これも実は痛いんです!
マッサージ師さんのように、力の加減を知っているわけでもなく、どこを押していいかもよくわからないまま、ぎゅっと押して揉んでいたんですよね。
押したところが局所的に痛くなるんです。
「血のめぐりがよくなる」そして「脚が細くなる」ということなのに、痛いままで細くはなりません。
すぐにやめてしまってはいけないと思い、1回10~15分を数日続けてみては、痛みがひどいのでやめる。
それを何度も繰り返しました。
それでもちっとも脚は細くならないので、結局これもよくないみたいと、揉むマッサージは止めてしまいました。
書籍に書いてあったようにやっているのに、何が違うのかわからないまま、裏切られたっていう苦い思い出です。
当時ちっとも脚が細くならなかったのは、何かが違っていたのでしょうね。
脚を細くするオイルで挑戦
その後、脚を細くする目的のオイルが販売されているのを知り、試してみました。
今度こそ、脚を細くするぞ!と意気込んではじめたのです。
これはお風呂場で体を温めてからおこうなうもので、脚全体を下から上に向かって10分ほどマッサージするものでした。
当時のオイルは、はなぜか濃くてむっとくるような香りがつけてあり、せっかく湯船で気持ちよく温まったのに、匂いは鼻につくわ洗い場は寒いわで、なんだか気分が悪くなって数分と耐えられません。
お風呂にはいったら必ずやろうと思ってはいても、その匂いにまた気分が悪くなって、すぐにイヤになってしまうのです。
それに脚についたオイルを落とすには、石鹸で洗わなくてはならなかったので、面倒という気持ちもありましたね。
20代の私は脚を細くしたいので、ほかにもあれこれ試しました。
- 第1話:「脚やせ成功物語・脚太歴30年涙の克服体験談を残しておきます」
- 第2話:「細い脚を夢みた10代20代」
- 第3話:「脚やせマッサージ失敗編」←今このページ
- 第4話:「元祖加圧着圧ストッキング時代の苦い思い出」
- 第5話:「細く見える脚への着こなしコーディネート奮戦記」
- 第6話:「脚やせ成功願望も薄れた子育て中」
- 第7話:「太さピークの40代前半のころのサイズ」
- 第8話:「寸胴オバサンでいくかそれとも」
- 第9話:「娘に浴びせかけられる暴言は続く」
- 第10話:「脚やせダイエット40代の体験」
- 第11話:「後ろ姿は30代後半を維持するために」
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