スケートの浅田真央さんや歌舞伎の坂東玉三郎さん愛用で知られている「エアウィーヴ」という布団がありますね。
トップアスリートの方も愛用者が多く、名だたる旅館やホテルも採用していることで、知名度はことのほか高いと思います。
すごく優れた布団らしいのでそれなら「さっさと買えば」といわれそうですが、お値段がかなり高いのでそこはじっくり考えなくてはとても踏み切れません。
そこで口コミやら評判やらを調べたところ、評判は・・・やはり良い!
こういった個人の感想も参考にはなりますが、「エアウィーヴ」でなければならないという理由は本当にあるのかな?
そんなことが気になったので、「エアウィーヴ」本家のサイトでも徹底的に調べてみました。
「エアウィーヴ」の特徴・良さをみてみる
「エアウィーヴ」には、ベッドマットレスや枕、敷き布団などのバリエーションが多いので、ここでは一枚敷きできる敷き布団(「エアウィーヴ四季布団」)で調べてみました。
一枚敷きできることに私がこだわっているのは、私がベッド派ではないからと、お客さん用として、保管も楽、敷くのも楽という点を重視しているからです。(無精がばれてしまいますね)
たたみやフローリングに直に敷けるのが直敷きできる敷き布団ですが、ベッド台に直接敷いてもOKです。
そこで、敷き布団にとって大切な要素の、通気性、保温性、清潔さ(お手入れしやすさ)をチェックしました。
「エアウィーヴ四季布団」の通気性
細いポリエチレン樹脂を三次元に絡め合わせて造られているので、空気を大量に含んでいる(素材の90%が空気)マットレスです。
そのため通気性はとてもよいです。
通気性がよいので蒸れない、湿気がたまらないのでダニやカビの発生を抑えることができます。
これは清潔さにも関係しますが、アレルギーを心配する方にはこの点は押さえておきたいところですね。
「エアウィーヴ四季布団」の保温性
「エアウィーヴ四季布団」は年中使える四季布団です。
エアファイバーが断熱性に富む素材であることと、専用カバーに工夫が凝らしてあって、秋冬用である片面は「表地:パイル部 綿100% ・基布部:ポリエステル100% ・中綿:ポリエステル100% ・裏地:ポリエステル100%」という組み合わせがされていて、保温力をあげています。
夏用は「ポリエステル55%、綿45%」でのメッシュになっていて、通気性をあげ、さらっとした肌触りになっています。
「エアウィーヴ四季布団」の清潔さ(お手入れしやすさ)
さきほど通気性がいいので湿気をためないといいました。
そのため「干す必要がない」と公式HPには書かれています。
干す必要がないというのは、敷きっぱなしでいいということでしょうか?そこはちょっと疑問です。
敷きっぱなしだと、その下の畳やフローリングに湿気が残ったままになりませんか?
畳やフローリングに残った湿気を、やはり飛ばす必要があると思うので、「エアウィーヴ四季布団」を室内に立てかけるなどした方がよいと思います、私は。
干すにあたっては陰干しが推奨されています。
天日干しをするなら1時間程度にしてくださいともあります。日光は苦手ということみたいです。
お手入れしやすいという点では素晴らしいです。
さらに、洗濯可能!という点も大きな特徴。
「中性洗剤で40度以下のお湯で洗ってください」ということですが、洗ったあとその日使える状態になるのかどうかは不明です。
でもおねしょしたり、何かこぼしたというときは、洗える敷き布団であればやはりいいですね。
以上のように、敷き布団としての性能をしっかり備えている「エアウィーヴ四季布団」、一安心というか当たり前といえば当たり前でしたか?
「エアウィーヴ四季布団」の重さや耐久性そのほかの利点は
「エアウィーヴ四季布団」はお値段が高い(シングルで89,640円税込み)という点が気になるので、それに見合うものがあるかどうかを、もう少し調べてみました。
私が気になるのは、重さと耐久性です。
たとえ陰干しといえども、敷き布団を持ち上げて移動させるとなると、やはり力仕事です。
このところ肩や腕に痛みがあるので、できれば軽いと助かります。
60代70代ともなると、女性は筋力も弱くなるので、布団の上げ下ろしはかなり面倒なのですよね。
昔の木綿の敷き布団の重かったこと、干すの大変でしたもんね。
ということで、「エアウィーヴ四季布団」の重さなんですが、公式サイトでは7.5キロ(専用カバーをかけた状態で)、アマゾンの販売ページには8.0キロとありました。
決して軽いとはいえませんが、一枚で敷いてもOKの敷き布団なので、そこそこの重さはしかたないでしょう。
7.5キロというと、持ち上げるには重さを感じますが、長い辺を下に立てかけるだけのことなら、ムリなくできます。(今他の直に敷ける敷き布団で同程度の重量のものを利用しているので)
「エアウィーヴ」には今の布団の上に重ねるタイプの薄いマットレスもあり、それだと3~4キロでしたよ。
軽いものにこだわるならそちらがいいですね。
さて「エアウィーヴ四季布団」の耐久性はどうでしょう。
布団専門店の方の経験や意見を集めてみたのですが、「布団によりけり」で、2年から5年というご意見が多いのです。
「日本睡眠協議会」という団体の考えは「あくまで物の品質にもよりますが、枕は2年、羽毛布団は5年、マットレスは7年を目安に新調することを、我々は推奨しています」。
ここでいうマットレスは、きっとベッドのマットレスかと思います。
いわゆる低反発マットレスは、使っていましたがもっと早くへたりますから7年も持ちませんし。
そこで、「エアウィーヴ四季布団」ですが、商品の保障期間が3年間あります。
3年間は全く問題なく使えるという意味ですね。
でもそのあとどうなのか気になりますね。そこで耐久性の質問があったので読んでみると、
「エアファイバーは長期間使用できます」と書かれていて、アウター(専用カバー)は使用条件によります。となってます。
「長期間使用できます」という意味は、はっきり「何年持つよ」と断定できないみたいですね。
5年なのか7年なのか10年なのか、それ以上なのか・・・耐久テストみたいなのはやってる記録がないので、今のところ調べられませんでした。
腰痛改善になるのかどうか?
自分が腰を痛めたことがあるからか、布団が合っていないと腰がいたくなるとか、高反発マットレスの方が腰痛改善になるとかの話題をよく耳にします。
「エアウィーヴ四季布団」は高反発マットレスなので、適度な反発力があります。
感想でもぐっすり眠れる、朝身体が楽という感想もありますので、寝心地がよいということですね。
これも販売者(株)エアウィーヴさんに質問項目があって答えていらしたのを見ると、「腰痛がよくなる可能性はある」「個人差があり治療効果があるということではない」と書かれています。
やっぱり腰痛の改善を約束できるってことはないですよね。
「エアウィーヴ四季布団」通販の高反発マットレスの特徴・一年中快適睡眠で洗える
「売り文句にごまかされない真に公平な目線」をモットーに、「一枚敷きできる敷き布団」、「通販できるもの」で人気の高いものを比べています。
敷き布団の特徴としてはずしてはならない「通気性に優れているか」「衛生面で安心できるか」をはじめ「高反発マットレスの反発力と素材」「腰痛改善の可能性の有無」を中心に調べています。
また「重量」「収納性」「耐久性」も高反発マットレスとしては欲しい機能なので、それらも合わせて調べています。
「これ以上ないでしょ!」というくらい特徴をあぶりだしていますので、参考にしてみてくださいね。
では、「エアウィーヴ四季布団」を徹底検証です。
「エアウィーヴ四季布団」を徹底検証
スケートの浅田真央さんや歌舞伎の坂東玉三郎さんらの宣伝で知られる「エアウィーヴ」。
名だたる旅館やホテルでも導入され、知名度の高い敷き布団です。
エアウィーヴにはたくさんの敷き布団の種類があるのですが、ここでは「一枚敷きできる敷き布団」の中で一番スタンダードな「エアウィーヴ四季布団」を調べています。
「通気性に優れているか」
まず最初に高反発マットレスの敷き布団として、「通気性に優れている」ものがよいマットレスです。
人は寝ている間にも汗をかきますから、汗や湿気を吸い取り、放湿してくれるものでなくてはなりません。
「エアウィーヴ四季布団」のマットレスパッドの中のairfiberは90%以上が空気のため、通気性がバツグンで蒸れにくい構造です。
「衛生面で安心できるか」
通気性のよい素材で、じめじめしないので、カビやダニの心配もない。
そのため、干す必要がありません。
「高反発マットレスの反発力と素材」エアウィーヴの場合は「airfiber」
「エアウィーヴ四季布団」は、中心に「airfiber」が使われています。
エアウィーヴの特徴である「airfiber」は、「復元性が高い」という特長があります。
押して離した手に、追いつくように戻ることが復元性が高いと言っています。
寝返りを打つにあたって、適度に身体を押し返してくれるため、寝返りが非常に楽になります。
またエアウィーヴは、体圧を効果手に分散するので、横になったときの頭、肩、腰、脚への圧力の偏りが、エアウィーヴを使うことで解消されます。
これは三次元状に絡み合った「airfiber」が、あらゆる方向から体を支えるため、均等に体圧を分散してくれるためです。
「腰痛改善の可能性の有無」
高反発マットレスには「腰痛改善」も期待されています。
口コミなどを参考にしていただくとともに、販売者がどんなことを言っているのかも参考になると思います。
販売者:「腰痛がよくなる可能性はあるが、個人差があり、治療効果があるということではない」(販売者QアンドAより)
ということなので、腰痛改善を期待しての購入は見合わせた方がよさそうです。
「エアウィーヴ四季布団」の「重量」
重量は7.5キロ、アマゾンでは8.0キロとなっていました。
専用カバーをつけて幅7センチなので、一枚敷きのマットレスとしては、ほどよい重さといえると思います。
「エアウィーヴ四季布団」の「収納性」
三つ折りでき、そのまま収納できます。「airfiber」の厚さは約4.5センチです。
取ってが二カ所ついているので、押し入れにしまっても出しやすいです。
「エアウィーヴ四季布団」の「耐久性」
「エアウィーヴ四季布団」の耐久性については、「airfiberは長期間使用できます」。アウターカバーについてはご使用条件によります。(販売者QアンドAより)
長期間という期間は、人により受け取り方が違いますが、何年とはいいにくものなのでしょうね。
そのほか「エアウィーヴ四季布団」の特筆すべき特徴として
「エアウィーヴ四季布団」は、洗えるところがいいところですね。
「中性洗剤で40℃以下のお湯を使用して洗ってください。出来るだけほこりの少ない環境で陰干しをお願いします。」となっています。
「エアウィーヴ四季布団」のカバーは、夏用の面のアウターカバーは、「ポリエステル55%、綿45%」のメッシュ素材で蒸れにくく、冬用は保温性のある素材で温いようになっています。
「エアウィーヴ四季布団」に失敗はないか・徹底的に調べてみましたのまとめ
「エアウィーヴ四季布団」は一枚で畳や床に敷ける敷き布団です。
敷き布団に必要な要素、通気性、保温性、清潔さ(お手入れしやすさ)を兼ね備えています。
重さは7.5キロで、室内に陰干しで立てかける分には重すぎない。
耐久性は3年間保証付きの品質なので、長期間使用が可能です。
高反発マットレスなので「寝返りが楽」「優れた体圧分散」、材質により「夏蒸れず冬暖かい」「水洗い可能」というのが「エアウィーヴ四季布団」の特徴です。
腰痛が改善する人もあり、睡眠の質が高いと評判があります。そのため旅館やホテルでの採用しているところも増えています。
「エアウィーヴ四季布団」はシングルで税込み89,640円、この品質でお値段と相談してみてくださいね。(セミダブル・ダブルもあります)
ちなみに5年間使った場合は、一日49.1円 7年使った場合は、一日35.1円 10年使った場合は、一日24.6円 の換算です。
コメント