脚を細くするのには、外からばかりでなく内側からのアプローチも必要です。
脚やせをしやすい体とは、
「体を温かく保って代謝をあげ、体のすみずみまでの血流をよくして、余分な水分をため込まない体」。
そのためには、体の内側から痩せやすい体を作るのがとても大切になってきます。
私たちの体は食べたもので出来上がっていますから、脚やせのために食べ物、飲み物で、毎日何を食べるのかが、即痩せやすい体作りに関係してきます。
管理人もできるだけ、気をつけて食事をとるようにはしていますが、すべてできるわけではないので、自分の食事や嗜好を見直すきっかけとして、参考にしてくださいね。
脚やせの食べ物、飲み物/体を痩せやすい体質にする食品・食材
痩せやすい体にするには、代謝をあげること、血行をよくすること、水分を排出しやすくすること。
代謝をよくする食品・食材
代謝をよくする食品はは、しょうが、しそ、玉ねぎなどの香りの強い食材です。
また、黒砂糖やみそなどの天然の調味料、鶏肉、アジなどのたんぱく質などは体を温め、代謝をよくしてくれます。
体の代謝には酵素が大きく関わっているので、合わせて摂りたい食材は、ビタミンとミネラルを豊富に含んだもの。
つまり、緑黄色野菜や海藻類です。
ビタミンとミネラルの働きが酵素の働きを支えています。
血行をよくする食品・食材
血行を良くしてくれるのは、青魚です。
青魚に含まれるDHA、EPA、リノール酸、オレイン酸の不飽和脂肪酸は、コレステロール値を下げて血流をサラサラにしてくれる栄養素です。
血液がサラサラになると、細かい血管まですーっと血液が流れやすくなります。
水分を排出しやすくなる食品・食材
体がむくみやすいと、脂肪をよせつけやすくなります。
むくみを起こしやすい人は、水分排出や利尿作用がある食材をとるといいです。
その一つの栄養素「カリウム」は、フルーツに多く含まれています。
合わせて余分な水分を体にため込まないように、塩分を控えるようにした方がさらにいいです。
脚やせの食べ物、飲み物のおすすめ食材は
以上のことから、積極的に摂りたいおすすめ食材としては、
- あずき
- 大豆
- 栗
- ゴマ
- グリーンアスパラガス
- にんにく
- にら
- セロリ
- かぼちゃ
- きゅうり
- 海藻
などです。
これらの食材には特にビタミンやミネラルが多く含まれており、更に水分代謝を良くしてくれる働きを持つものばかりです。
あずき(小豆)には薬効も
この中の「あずき」を詳しくみてみると、漢方の生薬の一つとして腎臓に効くとされています。
腎臓は、血液をろ過して尿をつくるところなので、あずきをいただだくと、利尿作用が働いて、頻尿の改善や手足がむくみにくくなります。
昔はお祝いごとに赤飯を食べる習慣がありましたが、脚気によるむくみを予防したり、若さを維持する腎臓の働きをよくするためだったといわれていますよ。
あずきがいいからと、甘い餡(お饅頭とか)をたくさん食べるといいというわけではありません。
砂糖をたくさんとらないためには、赤飯、小豆粥、そのまま煮て食べるという方法がおすすめです。
下半身デブをようやく卒業した管理人の記録「脚やせ成功物語」
脚やせを促進する食習慣5つ・意識すると食べ過ぎを防げる
脚を細くするのに、代謝をアップさせて、血行促進させ、水分をため込まない体にするのがいいとお話しました。
食事の材料を考え選んでいくとともに、いつもの食べ方も考えてみました。
いつもの何気ない食事ですが、こんな風にすると、脚やせにもっといいなって思います。
習慣になればなんていうことのない、ちょっとしたことですけどね。
脚やせを促進する食習慣
以下5項目を紹介します。
塩分を減らす
塩分の多いもの(ハムや練り製品、つくだ煮、ラーメン、インスタント食品など)は、体がついつい水分を余分に取り入れようとしてしまいます。
すると、手足顔などが、むくみやすくなってしまいます。
ですから、できるだけ塩分を減らすとよいです。
ゆっくり食べる
お腹いっぱいという感覚になるのに、食べ始めから約30分かかります。
早食いで食事をすると、食べ終わっても物足りないので、さらに食欲を満たそうとして、デザートやお菓子を食べてしまいがち。
そしてカロリーオーバーになってしまいます。
ですから、食事をするときは、ゆっくり30分かけるつもりで、しっかり噛んで食べるのがいいです。
味わって何をどれだけ食べたか
テレビを見ながら、スマホをいじりながら、本を読みながらなどのながら食べは、やめた方がいいです。
今食べている食事に向き合って、五感を使って味わって食べるといいですよ。
甘い辛いなどの味覚について、もっと硬い調理法が好みだとか。
野菜や魚の形や大きさなどを見ながら、食品のことを考えながら食べていると、何をどれだけ食べたかをよく覚えていられます。
何をどれだけ食べたかは、いちいち表にしておかなくても問題ありません。
バランスのよい食事をしたかどうか、一日の単位でそれを理解できるようになったり、明日のメニューを決める材料になったりします。
特に主婦は、この感覚を磨くようにするといいと思います。
笑顔で複数人で食べる
体にとって栄養のあるものも、喜んで食べていないことには、完全に栄養にはなってくれません。
せっかくの美味しい食事です、美味しさや料理法の良しあしなども分かち合って、笑顔で話ながら食べるのが一番です。
気軽に話し合える間柄であれば、明日の料理や、今後何を食べたいかなども話題にでき、健康を意識したより充実した食生活になるはずです。
食べるとき脚は組まない
食べているときは、気もゆるんでラクな姿勢になりますね。
それはそれでいいのですが、脚を組んで食べるのはやめませんか。
仕事中や神経を使っているときは、脚に意識をもっていきにくいので、脚を組まないようにと思ってもなかなか癖になった脚組みは、やめることができません。
なので食事をしているときくらい、脚を組むのをやめるようにしましょう。
脚を細くしたいと願っているなら、きちんと膝をつけて座るようにしたいもの。
でも、ずっとじゃなくっていいですよ、意識して3分とか5分とかやってみるだけで。
それだけでも、一日で10分以上、内ももの筋肉を鍛えていられるのですから。
以上のような食習慣は、自分に言い聞かせるつもりで書きました。
できていないこともあるのですが、体を作る食事や食材について、家族や友達と、もっと話せるようになるといいなって思っています。
体を温める食品で下半身を守り痩せやすくしよう・温める食材
漢方の考え方で、「体を温める食品」とか「体を冷やす食品」といった考え方があります。
この考え方は西洋医学や栄養学にはない考え方なので、なじみが薄いのですが、漢方では2000年も前からこのような区別があります。
暑い季節には体を冷やすものを食べると、体がすっきりし、寒い季節には根菜類などの季節のものを食べることによって、自然に体を温めるようにしてきました。
ところが現代では自然の恵みをいただくことが減ってきて、季節感のない生活スタイルの人も多くなりました。
若い人たちの間で、低体温や冷え症の人が増加しているというのも、このような生活スタイルの変化があるからではないでしょうか。
おなかや足を触ってみて、冷たいなと感じれば冷えている証拠です。
脚が太いと悩んでいる人の中には、下半身が特に冷えていると感じる人が多いようです。
冷えていると代謝が悪く太りやすい傾向に。
そこでできるだけ体を温める食べものを食べて、やせやすい体質にしていくと良いわけですね。
体を温める食べ物
体を温める食べ物の基本は、
- 色が赤、黒、橙のもの
- かたく引き締まったもの
- 寒い地域でとれたもの
- 冬にとれたもの
です。
体を温める具体的な食品の例
具体的に言うと、
- 乳製品ではチーズ
- 穀類ではそば、玄米、黒パン
- 飲み物では、赤ワイン、黒ビール、梅酒、熱燗、紅茶、ココア、ウーロン茶、ハーブティー、こぶ茶
- 冬の野菜では、ニンジン、ネギ、小松菜などや根菜類、北方産の果物では、リンゴ、サクランボ、ブドウ、プルーンなど
納豆、小豆黒豆黒ゴマ、塩、みそ、しょうゆ、赤身の肉や魚、エビ、カニ、イカ、タコ、海藻など。
そして黒砂糖、和菓子が体を温める食品です。
体を冷やす食べ物
その反対に体を冷やす食べ物については、夏以外にはできるだけ摂らないように心掛けるの良いと思います。
体を冷やす太りやすい食品は、
- 青、白、緑のもの
- ふわっとした軟らかいもの
- 暑い地域でとれたもの
- 夏の収穫物
体を冷やす具体的な食品の例
具体的には次のような食品があります。
牛乳やバター、うどん、白米、白パン、白ワインにビール、緑茶、コーヒー
白砂糖、洋菓子。
バナナ、パイナップル、メロン、ミカン、レモンなどの、南方産の果物。
トマト、キュウリ、ナスなどの夏の野菜、葉菜。
大豆、豆乳、白ゴマ酢、マヨネーズ、油、脂身の多い肉、魚などです。
(コーヒーやトマトは色は濃いけれど南方産なので体を冷やすと考えられています)
まとめ
一年中出回っているものが多いので、産地なども分かりづらいですが、原産地や季節の野菜かどうかだけでも考えていくと、判断がしやすくなってきますよ。
石原結實(いしはらゆうみ)著の「体温を上げるとあなたは必ずやせる」マキノ出版 を参考にさせていただきました。
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