忘年会や新年会などが多くなる年末年始の時期には、ついつい食べ過ぎてしまったり、飲み過ぎてしまうということはありませんか?
食べ過ぎたり飲みすぎたりしないように注意していても、忘年会や新年会が続くと、胃にかかる負担が大きくなりやすいものです。
特によくあらわれる不快感や不調には、
- 胃が痛い
- 胸やけ
- 二日酔いで頭痛
- 気分が良くない
といった体感があり、どれひとつあってもイヤなものですね。
年末年始の食べ過ぎ・飲み過ぎを予防する
食べ過ぎや飲み過ぎは、翌日にツラかったり体重やダイエットに悪影響を及ぼすというだけではありません。
健康面でもマイナスの影響があります。
予防法としては、飲み会が続くシーズンでも、できるだけ腹八分目を心がけ、少し足りないなというぐらいでストップしておくことが賢明です。
そうはいってもみんなの手前、そんなのムリだよといわれそうですね。
そこで簡単にできる対策をお伝えします。
簡単にすぐできる対策方法は「プチ断食」
食ベ過ぎ、飲み過ぎ対策の中でもすぐに実践できる対策としては、プチ断食がおすすめです。
「プチ断食」のやり方
断食と言っても大げさなものではなく、食べ過ぎた翌日には、お腹が減るまで何も口にしないというだけです。
翌日の夕方まで全くお腹が空かなければ、水分補給だけでも問題ないでしょう。
水分だけでは栄養面が心配なら、青汁やグリーンスムージーなど、カロリーが少なく栄養価が高いドリンクを食事の代わりに飲むという対策方法もおすすめです。
控えるものは炭水化物・脂質
食べ過ぎたり飲み過ぎた翌日には、炭水化物や脂質はできるだけ控えるようにしましょう。
消化や吸収に時間がかかる栄養成分を多く取ると、内臓にさらなる負担がかかってしまいます。
特に脂質は消化に時間がかかります(炭水化物の8倍も!)。
できるだけ消化が良い、アッサリしたものを選ぶのが、体にかかる負担を軽減するためのポイントです。
予防策もしっかり押さえておきたい
食べ過ぎ、飲み過ぎを予防するための対策方法もチェックしておきたいものです。
当日の朝・昼は軽くすます
忘年会や新年会があると事前に分かっているのなら、当日の食事は朝からできるだけ軽く、少なめにしておくと良いでしょう。
食欲増進作用を持つ塩分は控え、アッサリしたものを口にしておくことで、飲み会前の胃の調子を整えることができます。
飲み会のはじめに野菜を
また、飲み会においては、いきなり冷えたビールをお腹に流し込むのではなく、小鉢やサラダなどの野菜からいただくのがおすすめです。
野菜に含まれている食物繊維の作用によって、その後に食べる食材の消化や吸収を緩和できます。
体の負担を減らすために
体を冷やさずに温かい服装で飲み会に臨むこともまた、体にかかる負担を軽減するという点ではおすすめです。
食べ過ぎ・飲み過ぎ対策ではありませんが、体への負担を軽減することで、健康へのマイナス効果を緩和できそうです。
年末年始には特に知っておきたい!食べ過ぎ・飲み過ぎ対策とは?まとめ
食べ過ぎや飲みすぎは胃腸に負担をかけ、翌日の体調に大きく影響します。
後から薬にたよるのでなく事前にできる予防をしておくのは、健康のためにぜひ。
- 飲み会当日の朝・昼は軽くすませ、胃腸を整えておく
- 飲み会のはじめは一気にビールでなく、野菜を口にしてから
- 腹八分目を意識して飲食する
- 食べ過ぎ飲みすぎしたら「プチ断食」を
年末年始は特に飲み会が増えるので、翌日の仕事に差し支えないように、元気に過ごしましょうね。