歯ぎしりでいよいよ「歯が痛くなった」20代の息子の体験談です。
見ると下の犬歯も平になっているではないですか。
本人も歯のギザギザがなくなってきていることに気がついていたのですが、あまり気にしていませんでした。
しかし、いよいよ痛みまで!
そこで薬局で「歯ぎしり用のマウスピース」をかってきました。
880円(税抜き)の自分で加工するタイプのものです。
- 歯ぎしりマウスガードについて
- 作り方とポイント
- 手入れ方法
について本人の感想を交えつつ、出来栄え?をお伝えしますね。
結果は大成功!でした。
歯ぎしりマウスガードについて
買ってきたのは「歯ぎしりマウスガード フィット」という商品で、日本製。
収納ケース・マウスガード・温度計・挿入用ハンドルがセットです。
作り方はパッケージに。
◆「歯ぎしりマウスガード」日本製 作り方
要は熱いお湯にひたして型をゆるめ、自分の上の歯につけて型をとるというもの。
マウスガード(ピース)作り方とポイント
説明書きをよく読んでからスタート。
1・マウスガード中央にハンドルをかける
2・容器に熱湯を用意
70度から80度のお湯を、マウスガード全体が入るくらいの容器に用意する。
付属の小さな温度計で確認。
注意点は必ず80度以下で作業すること。温度計は0度から100度までのものです。
3・全体をお湯に浸す
ハンドルを持ってマウスガード全体をお湯に浸す。
25~30秒間浸したら取り出す。
取り出すとやわらかくなっていて、変形しやすくなっています。
4・上の歯にかぶせ嚙合わせる
◆上の歯にかぶせる(コーヒー飲んだすぐ後で歯が黄色い!(>_<))
お湯を切って少しさましてから、上の歯にかぶせ、ハンドルをはずす。
鏡を見ながらマウスガードのくぼみが上の歯の中心になるように合わせる。
2~3回かみ合わせ、10秒ほど噛んだままにする。
5・フィットするよう調整
歯と歯茎にフィットするように指先を使って唇上部をおさえて調整。
すべての歯がほどよい噛み具合になるまで、噛む動作を繰り返してから取り外す。
途中強く噛むところがあるものの、それでかみ切れたりはしないです。
6・合うまで調整
うまく合わなかったら2~5までの作業を繰り返す。
違和感のあるところはハサミなどでカットする。
◆出来上がり
息子はお湯につけるのを4回繰り返して、歯と歯茎とのフィット感を確かめていました。
最後に一部ハサミで切ってぴったりにさせていました。
注意ポイント
お湯は冷めるので、その都度熱を入れて温度計で70~80度であることを確かめる。
全体が浸るお湯の量が必要。
お湯から取り出したばかりは熱いので、やけどをしないよう注意。
マウスピース手入れ方法
パッケージに書いてあるお手入れ方法は、
使用後は水または入れ歯洗浄剤等で洗い、良く乾かしてからケースに保管してください。
とだけあります。
調べてみると、
- 中性洗剤を少量溶かした水に数分つけてから柔らかいブラシまたは指で洗う
- 研磨剤の入っていない歯磨き粉で柔らかい歯ブラシで優しくブラッシング
- 週に一度はマウスピース専用洗剤に浸けて洗う
- 超音波洗浄機で洗う
という方法もあります。
洗った後は水分をよくふきとってケースに収納。
歯ぎしり防止用のマウスガード(ピース)なので、朝起きたら取り外してその都度洗って清潔に。
食事のときに着けたままにする人はいないと思いますが、汚れがつくので必ずはずして食事を。
歯ぎしりマウスガードの作り方・おわりに
中学生のとき歯ぎしりしているのを知っていましたが、その後は家族も気づくのは難しいですよね。
まして本人は寝ていてわかりません。
すでに歯のギザギザはなくなるほどに平坦になってしまい、いよいよ痛みだしたことでようやく「歯ぎしり予防」を始めたわけです。
寝ている間のクセなので、自分の意思で防ぎようがないですね。
自分で作るこのタイプは、880円(税抜き)で薬局で購入、同じタイプのものは2,000円くらいの範囲でいくつか見つかるはずです。
80度を超えない温度でなら何度でも形を調整できるので、きっとうまくいくと思いますよ。
夜中の歯ぎしりそのものはなくせませんが、
- 歯の摩擦を防げる
- 歯ぎしりの音をなくせる
ので、大切な歯をこれで守りたいですね。
歯医者が歯ぎしり防止にマウスピースが必要だと判断したら、保険診療で適用されますよ。
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