4月になると「新玉ねぎ」が登場しますね。
皮が薄く瑞々しいのでサラダに向いていて、血液サラサラになるなんて聞きます。
ただ、その時期にも普通の玉ねぎは売っています。
ということは玉ねぎの「旬」は一年中なのでしょうか?
普段何気なく使っている玉ねぎの疑問を調べてみました。
- 「新玉ねぎ」とは
- 「玉ねぎ」との違い
- 玉ねぎの旬はいつ?
- 新玉ねぎの保存方法
- 新玉ねぎならではの食べ方
玉ねぎのことはこれでもう大丈夫。
「新玉ねぎ」とは
「新玉ねぎ」は収穫後、乾燥させずにすぐに出荷する玉ねぎのこと。
3月下旬 から 5月いっぱいくらいの期間、店頭に並びます。
収穫されてすぐ出荷されるので水分を多く含み、皮も実も柔らかい。
苦みや辛みが少なく甘味が多いのが特徴です。
「新玉ねぎ」と「玉ねぎ」との違い
◆通年出回っている玉ねぎ
一般的な玉ねぎは、日持ちを良くするため収穫後1か月程度乾燥させてから出荷されます。
新玉ねぎとの違いは、収穫後乾燥させるかさせないかの違いだけです。
一般的な玉ねぎは、すでに表面の乾燥が済んでいるので、冷暗所であれば常温で保存できます。
風通しのよいところにつるしておくと、2か月くらいは十分日持ちします。
吊るす場所がない場合は、新聞紙などに包んで風通しの良い所に、ざるやかごに入れておけば長期間保存できます。
玉ねぎの旬はいつ?
玉ねぎは全国各地で生産されています。
最も生産量が多いのは北海道、次いで佐賀県です。
北海道では、9~10月に収穫され出荷は9月~翌春4月ごろまで。
佐賀県では、4月~6月初めに収穫され出荷は5月~9月ごろまで。
スーパーには一年中玉ねぎがあり、産地の違いはあっても通年販売されています。
ですから玉ねぎの旬はといえば、通年といってよいと思います。
「新玉ねぎ」の旬は「新玉ねぎ」として販売される4月~5月(地域により3月下旬~6月上旬)です。
「新玉ねぎ」の保存方法
新玉ねぎは水分を多く含んでいるので、買ってきたままお置いておくと、カビがはえたり傷んできます。
そこで新鮮なまま保存するには、水分をぬかないことと押さえつけないこと。
常温で保存する
常温で保存する場合は、一個ずつ紙に包んで冷暗所に。数日保存できます。
冷蔵庫で保存する
同じく一個ずつ紙に包んで冷蔵庫へ。
野菜室より湿度が低いので冷蔵庫内がおすすめ。
冷凍庫で保存する
スライスした新玉ねぎは、小分けしてラップに包み、冷凍保存袋に入れての冷凍を。
保存期間は約一か月間で、凍ったまま調理するのがポイント。
「新玉ねぎ」ならではの食べ方
新玉ねぎが出回るのは4月から5月の限られた期間のみ。
ですから見かけたらぜひその自然な甘みを楽しみたいですね。
「新玉ねぎ」ならではのおすすめの食べ方を紹介します。
生で食べる・サラダ
玉ねぎの栄養素で特に注目したいのが「硫化アリル」という栄養素。
硫化アリルは血液をサラサラにしてくれる効果があることで知られています。
水に溶けやすく熱にも弱いので、生のままで食べるとより効率的に取り入れることができます。
生で食べることで、新玉ねぎのわずかな辛みと自然な甘みも味わえます。
サラダやサンドイッチにするのが最もおすすめの食べ方です。
ツナとの相性は抜群ですね。
またピザトーストに薄くきったスライスを使うのもとてもおいしいですよ。
カツオのたたきの付け合わせにもぴったりです。
おわりに・加熱調理も
新玉ねぎを加熱する調理法も、甘さをたんのうできる食べ方です。
新玉ねぎの上下を切り落として皮を剥き、上面に1cm程度の切り込みを十字に入れ、ラップにふわっと包んで、
レンジで数分加熱(一個で600ワットなら5~7分)。
ポン酢や鰹だしのたれ、削り節やカイワレ菜などで食べるのもおいしいですよ。
4月5月は毎日のようによく食べています。^^
(↓↓期間が限られているので、販売中止になっているかもしれません。)
コメント