もしもの時、常温で保存しておける食品が備蓄してあれば、安心感が違うと思います。
もしもの時っていうのは、自然災害や病気で長期間外出や買い物ができないような時。
または欲しい食品が手にはいらないような時。
インフラ(電気・ガス・水道・通信)はそのままとして、もしもの時のことを考えてみました。
いくら冷蔵庫にいっぱいの食品が入っていても、数日でおしまいですよね。
まずは常温保存できる食品には何があるかをおさらいしてみましょう。
常温保存できる食品
食品には生ものと加工したものとあるので、まずは生ものからみてみますね。
生もので常温保存できるもの
生のまま保存できる食品をまずは紹介。
野菜・果物
野菜では、
- ごぼう・人参・大根・玉ねぎ・カボチャ(丸ごと)などの根菜類
- さつまいも・じゃがいも・里芋などの芋類
野菜は半月~約1ヶ月間、
果物では、
- りんご・みかん・柿など冬にとれる果物
果物は約半月間。
主食のお米
お米は白米でも玄米でも、常温保存ができます。
ただ夏季の湿気が多く暑い時期は、玄米の場合開封したら1か月くらいは常温でよいですがそれ以上なら冷蔵庫がベター。
粉状の穀物
小麦・米粉はも長期保管できますね(湿気の多い季節は冷蔵庫がベター)。
豆類
乾燥した状態で売られているのが普通の「豆類」。
大豆だけでなく、小豆、ウグイス豆、落花生なども常温で保存可能。
加工したもので常温保存できる食品
加工品なら常温保存できるものは多数あります。
普段の食事でも使うもので、常備している人も多いと思いますが、あと一品と食材を補うときに便利ですね。
ここでは備蓄も考えて、長期間常温で保管できるものについて確認しておきますね。
乾物・レトルト・缶詰の順に。
保存食・乾物類
乾物類は水分がほぼないので、長期間保存が可能になります。
- わかめ
- ひじき
- こんぶ
- カツオ
- 高野豆腐
- 干し大根などの乾燥野菜
これらは水に戻せば、簡単におかずの具材にでき、調理がしやすいですね。
保存食・レトルト食品
レトルト食品の種類は増えていますね。
保存期間も1年~3年のものが増えているようです。
開封するだけで食べられる(温めるとより美味しい)ので、忙しいときや調理したくないときに大活躍していると思います。
保存・備蓄としてもうってつけのレトルト食品です。
- ご飯にかけるだけのルータイプのレトルト食品
- おかずとして一品になったレトルト食品
- スープやシチューという形態になったレトルト食品
- 五目御飯・雑穀ご飯になったレトルト食品
つまりそのままで食べられる調理済みの食品は、いざというときに本当に強い味方ですね。
保存食・缶詰
災害時の備蓄品といえば「缶詰」ですね。
保管期間が数年と長いこと、あければすぐ食べられるという特徴があります。
- 野菜
- フルーツ
- 魚介類
フルーツは甘味料が多いので食べる量は注意した方がよいですが、魚介類の缶詰はレシピも増えて、普段の食事に取り入れる人も増えています。
ドライパックの野菜類の缶詰もあり、調理済みで便利です。
おやつやおつまみの代わりにもなる乾物
料理にもおやつやおつまみにもなる乾物もあると便利。
- 煮干し
- とろろ昆布
- するめ
ナッツ類
栄養豊富でタンパク質も脂質もある食品がナッツ類。
カロリーが高いので美味しいからといって食べ過ぎに注意したい。
- 落花生
- アーモンド
- カシューナッツ
- くるみ
- かぼちゃの種
タンパク・質脂質の常温保存食
- 常温保存可能な牛乳または豆乳
- 魚肉ソーセージ
調味料類
調味料類は基本常温で保存できます。
- サラダ油・ごま油・オリーブオイルの油脂類
- 味噌・醤油
- マヨネーズ ・だしの素・味の素・コンソメ
- 塩コショウ・砂糖・みりん・酒・酢などの調味料
ただ開封後要冷蔵のものは一部あります。
主食になる保存食品
水・電気・ガスが通っていれば、調理も問題ないですから、乾麺類の用意も。
- パスタ・乾燥うどんとそば
- コーンフレークを始めシリアル類
- 乾パン・カロリーメイト
飲み物
買い物が長期間できないとなると、ビタミンや繊維質が不足しがち。
- パック入り野菜・果物ジュース
飲み物は缶詰もあり、保存期間は缶詰めの方が長いです。
常温で保存できる食品のまとめ
以上みてきたように、常温でOkのものってけっこうたくさんありますね。
ちょっとしたストックとして台所に置いてあったものも、長期間保存できるものはもしもの時もかねて備蓄しておくとよいかもと思いました。
備蓄といってもストックの量を増やすだで、安心感も違うのかなと。
個人的には、乾燥野菜類、野菜ジュース、レトルト食品を多めに用意しておきたいとあらためて思いました。
コメント