1月は一年で一番乾燥する季節です。冷たい風と暖房で肌はダメージは最大です。
体中の乾燥で、カサカサ・パサパサでなりますね。あなたはどうしていますか?
ここでは肌の乾燥の悩みを解消できる方法を集めました。
手の乾燥、足の乾燥、バスト周りの乾燥の解消、乾燥させないお風呂の入り方と保湿方法、乾燥を防ぐシャンプーのやり方まで、盛りだくさんの内容でした。
最初は手の乾燥解消法からです。(NHKあさイチ2018年1月9日肌荒れ解消!取り戻そうツルツルお肌からまとめました)
手の乾燥解消法・ハンドクリームを正しくぬる
パソコンやスマホを利用する機会が増えて、特に指先の乾燥がひどくなりますね。
そんな手の乾燥に一番いいのは、ハンドクリームです。
ハンドクリームを上手に利用することで、指先のささくれやカサツキが解消されます。
ハンドクリームの正しい使い方
ご指導いただいたのは皮膚科専門医の澤田先生。
ハンドクリームの量 | 人さし指の指先から第一関節までに乗るクリームの量」が、手のひら2枚分程度の面積に塗る量の目安 |
ということなので、一回のケアで、指先から第一関節×2の量が必要。(両手の裏と表を塗る)
ハンドクリームの塗り方 | 手の甲や指先だけでなく、爪の生え際や手首までまんべんなくきちんと塗る |
ハンドケアのタイミング
ハンドクリームをぬるタイミングは「水仕事のあと」や「寝る前」が一番効果的です。
手荒れの改善をさらに促進させるには、寝る前にハンドクリームを塗ってから、シルクや木綿の手袋をつけて寝るのがよいです。
通気性がよいのでシルクや木綿がおすすめで、ビニールの手袋はむれてしまうのでよくないです。
足かかとの乾燥ケアを金子エミさんにきく
パーツモデルの金子エミさんに、保湿の技を教えてもらいました。かかとがツルツルお肌になる秘訣です。
週1回10分でできるおうちエステの方法
パーツモデル金子エミさんにプロの保湿のワザを教わりました。
その方法は、
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この方法は、足のケアに詳しい皮膚科専門医の高山かおる医師によると、アルミホイルが持つ保温性は、足先を温める効果もあるといいます。
週に一回金子エミさんのやっているプロの保湿技、何度か行うとガサガサかかとの人も、しっとりした肌に変わっていくそうです。
金子エミさんが保湿のため絶対忘れない持ち物
金子さんが絶対に忘れない持ち物があります、それは「化粧水」。
こまめに保湿するためです。
カフェにはいったときなど、スプレー式の化粧水を手に吹きかけて、もみこむように手をケアされていました。
乾燥は大敵!というわけですね、いつでも保湿をされているんです。
そして、帰宅後は、裸足は厳禁。必ずかかとカバーをして乾燥からかかとを守っています!
メイクの上からできるおすすめのミスト化粧水はここにまとめました⇒「メイクの上からの保湿方法・化粧崩れを防ぐおすすめミスト・乳液クリームとスポンジはこれ」
ガサガサかかとの代謝アップ法
かかとがガサガサなのは、新陳代謝が悪く血行が悪いからです。
そこで新陳代謝をあげる方法として紹介されていたのがこれ。
テニスボールを足の裏に置いていて、いた気持ちいいぐらいに 指の付け根からかかとまでボールを前後に転がす。 |
片足1分程度を目安として行えば、新陳代謝がアップします( ゴルフボールやスチール缶、茶筒でもOK)
もうひとつ、ふくらはぎのポンプ機能をアップさせる方法も。
ふくらはぎの下の方を両方の親指でおさえ、つま先を上下に動かす。 5回足を動かしたら指を残すポイント少し上に上げて、また足先を5回上下する。 指押さえるポイントは膝の裏まで5ポイントぐらいの間隔で押すとよい。 |
これはふくらはぎがやらかくなって 血行がとてもよくなるそうです。
かゆみを解消する下着選び
4万人以上の データを収集年代別に肌質を研究 している下着メーカーの研究所によると、20代に比べ40代は肌が柔らかくデリケートになります。
締め付けやかゆみなど 肌荒れの原因になるブラジャーは年齢があがったら選び方を変えるのが正解です。
40代、ブラジャー選びのポイント
年齢に合ったブラジャーを選ぶことで、大切肌の負担が少なくなり快適に過ごせます。
40代以降はこの点に気をつけて選んでください。
- 擦れて痒くなりがちなワイヤーは、カップの内側についてるものを選ぶ。
- ストラップは幅の広いものを選ぶと肌に食い込まない。
- サイドベルトは幅広で伸縮性が高いものを選ぶ。
- ノンワイヤーで縫い目を減らしたものも 肌の負担が少ないのでおすすめ。
また、肌に直接触れる下着は、綿や絹が良いです。
お風呂の入り方乾燥肌にならないための入り方
お風呂にはいった後は乾燥肌になります。でも乾燥を極力ふせぐ方法を知って対処しておけば、お風呂上がりの乾燥肌をふせぐことができます。
お風呂のエキスパート早坂信哉さん(温泉療法専門医)による指導です。
肌に優しいお風呂の入り方
お風呂の入り方はこんなところに気をつけて入りましょう。
入浴前に緑茶を飲むとよい
一回の入浴で失う水分は800ミリリットルにもなります。(41°の湯船で10分使った場合)
なので水分を前もって補給しておくことは大切で、緑茶のカテキンは抗酸化作用があって肌のキメを整えて弾力や潤いを与える効果があるといいます。
一番風呂は避ける
一番風呂は塩素が濃いです。なので ご主人の後がよいのです。
ご主人は皮脂が多いので皮脂が塩素を中和してくれるんです。
一番風呂に入るなら、塩素をやわらげてくれる、 スプーン一杯のレモン汁か入浴剤でも OKです。
お湯の温度は低め
42°以上のお湯は皮膚のバリア機能が失われます。
またかゆみの原因物質が増えることにもなります。
お風呂のお湯は 38°から40°がおすすめです。
お湯につかる時間は数分でいい
冬はゆっくりつかっていたいですが、長く浸かると皮脂や保湿成分が流れ出てしまいます。
湯船に浸かる時間は5分から10分が目安、汗が出始めたらあがるタイミングです。
肌を乾燥させない洗い方
体を洗うのは 皮膚に優しい泡立てネットで こんもりと泡をたて、 素手で優しく撫でるように洗うのがよい方法です。
お風呂から出た後の保湿ケアが大切
お風呂あがりの保湿も大切です。
たっぷり水分を含んでいる肌ではありますが、あがるとどんどん蒸発していきます。
入浴後は1分で入浴前の4倍の 水分保水量ですが、20分も経つと入浴前より乾燥肌になってしまうのです!
そこで大切なのは保湿剤をぬるタイミングです。
保湿剤を塗るタイミングは早ければ早いほど良いということで、入浴後1分を目安に保湿をしましょう。
お風呂に入っている間にできる肌ケア
入浴中も保湿をしていれば、入浴後の乾燥を防ぎやすくなります。
そこでおすすめなのが、「保湿成分入りのボディーソープや入浴剤」です。
ほかにも、お風呂の中で体に塗るクリームやオイル、顔のパックなどいろいろとあります。
お風呂に入っている間にもできることを続ければ、肌の保湿はさらにたかまります。
頭皮を守るシャンプーのやり方と頭皮マッサージ
冬は頭皮も乾燥します。だから正しいシャンプーをして頭皮をまもりましょう。
大悟さん(美容師)によるご指導でした。
頭皮に優しいシャンプーの仕方
最初にしっかりお湯で流し、軽く汚れを落とします。
シャンプー剤は手の中でよく泡立ててから頭皮になじませ、指の腹を使って優しくもみ込むように洗います。
そしてすすぎが重要です。シャンプーのすすぎ残しがないようにしっかり洗い流します。
そして、すぐに乾かします。
頭皮マッサージの方法
頭皮マッサージは正しく行うと乾燥防止になります。
その方法は、クッション性があり先端が丸い、当たりが柔らかいブラシを使います。
側頭部には太い動脈があり、そこから頭全体に毛細血管が広がっています。
その血管に沿うように、下から上へマッサージをすることで、頭皮全体の血行がよくなります。
ブラシを使った頭皮マッサージ・具体的なやり方
下から上へブラシで優しく髪をとき、頭皮全体に血をめぐらせます。
これを30秒ほど繰り返してから、仕上げに円を描くように軽くプッシュします。
これを反対側も同じように繰り返します。
ブラシのかわりに指で行っても、同様の効果を得ることができます。
以上が肌の乾燥を解消するわざのまとめですが、特に乾燥の気になるところを集中してケアできればいいですね。
私の場合は指先、冬になると爪がはがれやすくなるので、ハンドクリームは手放せません。
冬の肌荒れ解消法・手足の保湿法、全身の保湿と乾燥しない入浴法・まとめ
NHKあさイチ2018年1月9日放送・スゴ技 Q「肌荒れ解消!取り戻そうツルツルお肌」の要点をまとめました。
手の乾燥解消には、ハンドクリームをたっぷり指先から手首までまんべんなくぬる。
足の乾燥解消には、金子エミさん伝授の、アルミホイルでくるむ保湿法でかかとがスベスベに。
ガサガサかかとの代謝アップ方法として、足の裏とふくらはぎの血行をよくする方法を紹介しました。
40代になると乾燥しやすい肌は下着の選び方を変えることで解消。
乾燥しないお風呂の入り方をし、出たらすぐ保湿することでスベスベお肌を保てます。
正しいシャンプーをして頭皮を守り、正しくマッサージすることで頭皮の血行をよくし保湿します。
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