こむら返り(ふくらはぎがつる)の痛さ、辛いですよねぇ。
それが真夜中に寝ている最中に起きるのだから、このごろゆうつになっていたんです。
とはいえ毎日というわけではなく、忘れたころに時々おこるくらいです。
朝ふくらはぎが痛いのが気になることもたまにあります。
どうしたものかな、と思っていたところいい情報を見つけました。
こむら返りの対処法
これまではこむら返りの治し方は、「足の親指をそらす」と聞いていたので、それを実践していました。
しかしながらすぐには収まらず、何分も痛みが続いてようやく収まるという感じでした。
それが、もっと短い時間で対処できそうなのです。
寝る前にするこむら返り予防法(かんたんです)
その対処法は寝る前に、「足首を曲げる」です。
寝る前にとりあえずやって寝るようにしたところ、こむら返りは起こりませんでした。
とっても簡単でしょ。
寝るとき仰向けになりますよね、そのとき足首をまげてつま先を天井に向けるだけです。
横向きで寝る人も、足先を伸ばすのでなく足首を曲げて寝るようにします。
こむら返りがおこるのはなぜか
こむら返りがおこるのは、足首の腱と膝の腱が緩んだときです。
ですからまずは足首の腱がゆるまないよう、足首を曲げるようにします。
掛け布団の重みで足先をのばしてしまうと、ふくらはぎがつりやすくなってしまうのです。
このことだけでも覚えておくと、寝る直前には足首を曲げて寝ているので、こむら返りがおこりにくくなるという安心感も得られます。
こむら返りがおこったときの治し方
それでも夜中にこむら返りが起こってしまったら。
「足首の腱と膝の腱を緊張させる(つっぱる)と治る」と整形外科医の奥脇透先生が説明されていました。(国立スポーツ科学センター所属)
もう少し詳しくいうと、イタタタ~~と夜中にふくらはぎがつったら、まずつった方の足首をゆっくり曲げる。
そして次に膝を伸ばす。
これだけです。
これで足首の腱と膝の腱が緊張して、脳からのセンサーが働いて、ふくらはぎの筋肉が収縮するのを抑えるのです。
素人の私には理屈はよくわかりませんが、とにかく覚えておくべきは、足首をゆっくり曲げて、膝を伸ばすだけ。
一方がつっただけでも、両足とも行うといいと奥脇先生はおっしゃてました。
それはもう一方もつりやすい状態になっているからだそうです。
こむら返りの原因
どうしてこむら返りを起こすのか。
原因がわかれば起こらないようにもできますから、その原因についても知っておきたいですね。
原因は三つあります。
- 冷えて血行が悪くなっている
- 筋肉疲労が起こっている
- 軽い脱水状態にある
からだそうですよ。
激しく運動したあとは、ふくらはぎの筋肉疲労をとっておくといいですし、寝る前にも水分補給をした方がいよいとのことでした。
寝る前なら250~300ミリリットル水分をとってから寝るのがよいそうです。
私のこむら返りの原因は、冷えと、水分不足かな?
最後にまとめ
夜中は脳からのセンサーが働かず、腱が緩むことで、ふくらはぎの収縮が起こってしまうのだそうです。
夜中によくこむら返りを起こす人は、足首を曲げて寝るのをまず心がける。
そしてこむら返りが起きてしまったら、まずは足首をゆっくり曲げ、そのあと膝を伸ばします。
寝る前に体が冷えないように、できれば水分補給も。
※NHKあさイチ、20140610放送の要点とまとめ
※専門家アドバイス:整形外科医の奥脇透先生(国立スポーツ科学センター所属)
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