脚やせのためにストレッチをすると、効果的なのはわかってます。
だから少しずつでも毎日続けているわけですが、うっかり見落としていたことがあります。
それが今朝わかりました。
脚は足首から脚の付け根までのことを指すので、そこのストレッチを調べては、ずっと試していたんです。
やってみて効果的なのは実感しているのでいいのですが、「足」を忘れていました!
足は足首から足の指先までをさしますが、あまり区別なく考えている場合もありますよね。
「足細くなんないかな~」っていうのは、
「脚細くなんないかな~」っていうのと考えていることは同じですよね。
細くなりたい場所だけに目を向けて、あれやこれややってきたわけですが、それでももちろん効果が出て、細くなっていったのでいいのですが、
今朝のニュースの中では、足の指のストレッチをして、足の筋肉もしっかりつくといいよ、というお話だったんです。
「おさぼり足」は体のトラブルにつながりやすい
整形外科医の中村格子先生のお話だったんですが、中村格子先生のは超実践的というか、ご自身で全部やり方を見せてくれて、説明もあるのでわかりやすいです。
先生によると、現代の人は「おさぼり足」の人が多いそうですよ。
それで体のトラブルをかかえているらしいのです。
「おさぼり足」というのは、足の指を使わずに歩くため、足指が遊んでいる足という意味です。
「おさぼり足」の人は、体のトラブルが多くて、特に姿勢が悪くなる、肩こりや腰痛を起こしやすくなるそうです。
心当たりありませんか?
姿勢が悪くなることで、体の余分なところに力が入るので、肩こりをや腰痛を引き起こす原因になってしまっているそうなのです。
そう考えると、歩き方というか足指をちゃんと使って歩いているかどうかは、すごく重要なことなんですね。
誰もが当たり前にやっている歩く動作、この基本中の基本の中に健康の秘訣まであるとは!
・・・と感心してばかりもいられません。
そうとわかったら、足指を使う良い歩き方をしていかないと、ね。
良い歩き方とは
「おさぼり足」になってしまう人は、ハイヒールをよく履く女性に多いそうです。
ハイヒールって先が細くなっているので、指先まで力を入れて歩くと、窮屈で痛みがでたりしますよね。
それもあってでしょう、ハイヒールを履くとかかとと指の付け根のところはしっかり力がはいるものの、足指にはほとんど力をいれずに、地面から足を離しています。
男性の場合「おさぼり足」が少ないのは、靴を履いていても足指まで力が入ったあとで、地面から足を離しているからです。
一番よい歩き方
一番よい歩き方は、中村先生が見本を見せてくれましたが、背筋がスーッと伸びて足のかかとから指先へと、力がきちんと移動している、それも足の指全部に力がのっている歩き方。
「足指を使って地面をつかんで押すように歩くのがよい」とのことでしたよ!
絵に描いてみました。
こんな感じで、かかとから親指の付け根、そして親指へと力が移動(体重が移動)しているんです。
親指へ力が移動したときに、ほとんど同時に他の四本の指にも力がかかっている、そして地面から指が離れるという歩き方です。
中村先生は見やすいように、そのとき裸足でしたが。
そうはいっても私は「おさぼり足」なのかどうか、分かりにくですよね。
どんな人が「おさぼり足」なのかというと、
- つま先立ちするとふらつく人
- 足の裏が疲れやすい人
もう一つあったんですが、メモできませんでした・・・
私なんか足首あたりからつま先までが、一番冷えやすいから「おさぼり足」なのかもしれないです。
「おさぼり足」を卒業するには
そこで「おさぼり足」を卒業して、肩こりや腰痛を予防し、姿勢をきれいにするにはどうするか。それには、
- 足指をほぐす
- 足の筋力をつける
のがよいということで、やり方を見せてくれました。
足指をほぐす方法
足指をほぐすには、座った状態で片足をもう一方の膝の上にのせて、のせた方の足と反対の手で握手をします。
足指の股にしっかり手の指の股を差し込んで、軽く握って、手首をきかせてぐるぐると回します。
こうすると足指の付け根が動かされて、血行がとてもよくなります。
この足指と手指の握手ができなければ、足の指先をもって、足指の付け根を回転させてもOKです。
私はいつもお風呂に入った時に、足の甲の方から手指を差し込んでいますが、それより絶対効果がありそうです。
もう一つ足指をほぐす方法です。
裸足になって、足指を「グー」「チョキ」「パー」と開きます。
やってみたら、いつもくっついている足指が解放されて気持ちがいい・・・でしたよ。
こうして足指をほぐしたら、筋力をつけるのも大切です。
タオルを開いて床に置き、椅子に座ったまま、足指でタオルを端からたぐり寄せます。
このとき指だけでなく、アーチのところも力を入れて行うと筋力が付きやすいそうですよ。
足指をほぐすと、とにかく血行がよくなるのを中村先生は強調されていました。
指先の末端から甲を流れて、足首へ、そして上へと血の巡りがとてもよくなっていくのです。
足首からばかりでなく、足の指の先からこうして血液がちゃんと戻るようになれば、冷えの解消にもなるはずですし、老廃物も出しやすくなる、っということですね!
脚やせのためにリンパマッサージなどをするのも大事ですが、日頃足の先から血の巡りがよい状態なら、脚が細くなる効果も増すんじゃないかと思えますよね。
「おさぼり足」を卒業できたら
足の指が強くなって、歩き方がよくなると「おさぼり足」を卒業できます。
「おさぼり足」がなくなると、疲れにくく早く歩けるようになるそうです。
歩いている見た目が、大きく変わってきそうですね。
足指の強化を行えば、姿勢がきれいになると同時に、脚やせのストレッチの効果をあげるのにきっといいはずと思えます。
左足だけ上に書いた「ほぐし」をやってみたら、ホカホカっとしてきました。(^o^)
左足だけ気持ちいい~ です。右足にもやってあげなくっちゃ。
(20140408のNHKの朝7時台のニュースの中で。)
下半身デブをようやく卒業した管理人の記録「脚やせ成功物語」
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