「ダイエットしているのに、水を飲んだだけで太ってしまう」ように感じている人ありませんか?
私も一時期、そんな不満をかかえていました。
頑張って食事を減らしているのだから、体重が減っていくはずなのにそうでもない。
そこで空腹を飲み物でごまかしていたころ、食事制限している割にはぜんぜん体重に変化がない。
それどころかむしろ増えていくような気がしていました。
それってすごくおかしなことですよね。
そんなおかしなことが時に起こってしまう、不思議ですね。
必要なだけ水分をとるという体の当たり前の働き
当然のことですが、のどが渇いたなと思ったら体は水分をほしがります。
その要求にしたがって、お茶やジュースを飲んでのどの渇きを補いますね。
体に水分が補給され満足できると、当然水分は欲しくなくなります。
こうして私たちの体は、体から出て行ってしまう水分を常に補いながら、一定の水分の量を保って、体を健康な状態にしようとする働きがあります。
それなら必要な水分を飲んでいるだけなら、太るというのはおかしなことです。
じゃあそれはなぜか?
必要もないのに水分が欲しくなる
多分本当は必要ではないのに、お水を飲みたくなっている(水分が欲しくなっている)のではないか・・・・。
水を飲んだだけで太ってしまうと感じている人は、体の維持のためにとっている水分が多すぎるか排出される量が減っている・・・そんなことが考えられます。
体の水分を保つ働きが、ちょっと弱くなってしまっているとも考えられます。
塩分が多い食品を知らずにとっているかも
体の仕組みは複雑なので、これだけという理由ではないのですが、一番大きな理由のひとつに、塩辛いものを多く摂りすぎていることがあげられます。
塩辛いものを食べると体の塩分の濃度が高くなりすぎ、薄めるために水分を体が欲しがります。
「塩辛いものなんて好きじゃないから、そんなに食べているわけがないわ」と思っていても、案外見落としがちな食品に、塩分が多く含まれていることがあるのです。
見落としがちな塩分の多い食品
塩辛いというと、「イカの塩辛」「漬物」「魚の塩焼き」「お味噌汁」などが思い浮かびますね。
見落としがちな塩分の多い食べ物には何があるかというと、
- ハム・ちくわなの練り製品
- 醤油やソースなのど調味料
- ミートソースや冷凍ピラフなどの加工食品
などがあります。
こうした食品の塩分量を知らずに食べていて、塩分を必要以上にとっているということがあるかもしれないのです。
インスタントラーメンの塩分はすごい
この中で頻繁に食べるのはよくないなと思えるものは、インスタントラーメンです。
一食分で平均5~6グラムの塩分が含まれているんです。
たとえば、日清食品のチキンラーメンは、一食当たり食塩5.6グラム。
◆日清食品のチキンラーメン 栄養成分表示1食85グラムあたり
東洋水産のマルちゃん製麺(しょうゆ味)も1食あたり5.6グラム。
◆東洋水産のマルちゃん製麺 栄養成分表示1食105グラムあたり
厚生労働省のすすめる塩分摂取量の目標は、男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満。(2020年)
なので、お昼にラーメンを完食すると、朝と夕の二食には、女性なら1.5グラムほどの塩分におさえるとよいということになります。
ちょっと少ない感じもしますが、インスタントラーメンの塩分量は覚えておくとよいですね。
知らずにとる塩分で飲み物が欲しくなる
食事で知らず知らずのうちにとっている塩分が多くなり、必要以上の塩分をとっているかもしれません。
それで飲み物をもっとたくさん欲しくなってしまうことに。
お水のむだけでも太ってしまう、と感じている人は、塩分をとりすぎていないかを振り返ってみると良いかもしれません。
特にインスタント食品をよく食べるという人は、含まれる塩分について考えてみた方がよいかもです。
インスタント食品の例
お湯をいれるだけで食べられたり、レンジでチンするだけで食べられるインスタント食品。
- レトルトカレー
- ミートソース
- 真空パックの味付けご飯
- インスタント味噌汁
- コーンスープ
などに塩分が多く含まれています。(どれも美味しいですけどね)
外食で塩分の多いものも
外食も味が濃いものが多く塩分の多いものがあります、
食材にこだわるところが増えていますが、減塩を意識したメニューは少ないです。
ラーメンの汁は残す、ソース類のあとがけは少なくするなど、意識してみるのも一方法です。
塩分を少なくするだけではなく、不要な水分をしっかり出すというのも大切でしょう。
不要な「塩分と水分をしっかり出す」ようにする、そんなことも考えてみました。
余分な水分を出す食品は何か⇒「むくみ(水分)は下半身にたまりやすい・むくみを追い出す食品は?」
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