書籍「脳ストレスが消える生き方」を読んでみて。
著者は有田秀穂さん。
ストレスを抱えている自分の考え方や、価値観の変更をせまられる本です。
価値観ってそんな簡単に変えられるものなの?と懐疑的になりながらも、今すぐでもできる方法がかかれていてなるほどとうなづけるものもあります。
古い考えは捨てる、今の社会の考え方に合わせるというのですが。
脳ストレス解消法は「価値観を今に合わせる」だけ
内容をひと言でいうと、「価値観を今までのものから、新しい価値観に変えなさい」というもの。
もう少し具体的に言うと・・・
「今までのドーパミン的価値観から、セロトニン的価値観へ変えなさい。そうすれば、ストレスを感じることなく、快適に幸せを感じながら生きていけますよ。」
ということで、
「今の社会の価値観に、自分の価値観を合わせていきなさい」と著者は諭しているのです。
今の社会の価値観については書かれているので、そこにどうやって自分のこれまでの価値観を合わせるのか。
その方法も書かれているので、実行していくと必ずやストレスは改善しますということです。
それじゃあ、今の価値観「セロトニン的価値観」って何?
セロトニン活性化!これこそがストレス解消法。
「癒しどころか幸せさえももたらす」というのですから、とにかく一気に読み進めてしまいました。
現在ストレスをかかけて苦しんでいたとしても、セロトニンを活性化させた生活をすることで、脳がセロトニン的価値観に変わっていき、幸せに包まれた毎日が訪れるというのです。
そして著者さんが「そんな人生になることを固くお約束いたします。」
という自信作です。
なんんだかちょっとマユツバ?と思いつつも、幸せを感じるセロトニンの神経を活発にすることに興味がわきます。
後半は、ちょっとした工夫でできる、生活習慣の見直しが。
都会で仕事に追われている人には、なかなかできないかもしれませんが、
それでも特別時間のかかることでもない方法で、セロトニン神経を活発にすることができると、紹介しています。
新しい人との交流こそセロトニンを活性化する
ストレス社会に生きている人は、親しい人との交流が欠けているのだそうですよ。
意識して親しい人と交流できると、セロトニン神経は活発になります。
お休みの日や夜の落ち着いた時間にするとよくて、セロトニン神経が活発になった日は、ぐっすり眠れるようになるといいます。
こうした新しい刺激をうけセロトニンが活発になる働きかけを「グルーミング」とよびます。
幸せそうに生きている人たちは、こうした共通点があるのです。
現代で一番幸せを感じている人は、ブータンという国の人ですね。
今の社会で今と同じように暮らしていても、セロトニン神経を活発にすることで、熟睡できたり、脳のストレスを解消できるというお話が満載です。
今と同じように暮らしていてもできる、というところがよいですね。
ストレスの軽減や、少しでもストレスを減らすのに活用できそうなことがかれています。
読んでよかったと思える本です。
もちろん読むだけでなく、3つのおすすめ改善をすれば、かなり気持ちはラクになっていくんじゃないかと思えます。
コメント