日本の神社で最高位の伊勢神宮、ここが現代でも人気なのは「パワースポット」として周知されているからです。
あまりの格式の高さというか、格が別格!当然ですよね。
伊勢神宮は、125もある宮社の総称なのです。
最高のパワースポット「お伊勢さん」
伊勢神宮は、三重県伊勢市にあります。
「お伊勢さん」とよばれ親しまれています。
江戸時代に「伊勢に行きたや 伊勢路が見たや せめて一生に一度でも」と詠われて、伊勢神宮へのお参りを「おかげ参り」と言っていました。
江戸時代には、伊勢神宮参拝のために、遠距離を歩いて移動しなくてはならなかったのですが、それがひとつのステータスになっていました。
誰もがお参りにいけるわけではないので、村の代表者が行くだけの、とても貴重なお参り(旅)だったのです。
その想いは今も脈々と受け継がれているといって過言ではないと思います。
「近年では日本で一番パワーのあるところ」としても知られています。
伊勢神宮は20年い一度若返り続けている
伊勢神宮は20年に一度、すべてのお社などが一新されるの、知っていますか?
建築物はもとより、神々の御装束、神宝も、すべて一新されるんです。
それが「式年遷宮」です。
それも何年にもわたって造られ、神事も行われて、それがもう1300年以上、20年ごとに行われているというのですから、すごいことです。
式年遷宮をもう少し詳しく
式年遷宮が行われた直近の年、平成25年10月のことです。
それに伴うお祭りや神事は8年間かけて、33回も行われます。
「内宮・外宮の御正宮をはじめとする建築物はもとより、神々の御装束神宝もすべて一新され」
「その数、約800種1600点」というのですから、目がどれだけすごいことなのか!
建て替えのための木材は、専用の山林があるようで、随時苗木が植えられて成長を待ちます。
200年後がわかるように、白いしるしをつけておくそうです!!
装束や宝物も、すぐ作れるものではないでしょうから、準備から入れると何年かかってこの神事を迎えることになるのでしょう。
想像すると気が遠くなってきます。
きっと地元関係者の方たちの尽力たるや、それは想いのこもったものでしょう。
常若(とこわか)の信仰、最高の美と若さ
最近の「式年遷宮」のその20年前、平成5年の式年遷宮直後の建物の写真を見ました。
そのときは新築ピカピカの真新しさ、もちろんそうですね。
そして20年たってまた新品の社を横にたてて、神様に移っていただくわけです。
そうやって常に若さを保っていくという考え方を、この地方の方はしっかり継承していらっしゃるんですね。
20年ごとに真新しく作り替えることは、永遠に美しくみずみずしさを維持する、常若(とこわか)の信仰 思いがあるからだそうです。
人は老いていきますが、神様は常に若く永遠の輝きを放って守ってくださるようです。
今度行くときはお願いごとをするだけでなく、新たなパワーをいただけるよう心を若く保てるようにお参りしてきます。

参拝と観光(ざっくりと説明)
では「お伊勢さん」の参拝は、どう行くのが正しいのでしょう。
参拝の順は、「外宮そして内宮」とまわるのが昔からの習わしです。
参道は内宮は右側通行、外宮は左側通行になっています。
参拝後は「おかげ横丁」にある伊勢うどん、みたらし団子、あんこもちを食べたり、お土産を求めたりできます。
伊勢神宮おすすめのお土産
先日いただいたおかげ横丁の「おかげ犬」のお土産、おかげ犬サブレ。
伊勢に行きたくても行けないご主人お代わりにおかげ参りをしたとされる犬で、おかげ犬です。
日本で一番パワーのあるところとしても有名なので、ご利益グッズも喜ばれるはず。
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