うさぎ 大福もち 冬 お正月

新年のあいさつをネットで行う人が増えている昨今では、年賀状を出す人は年々減少しています。

そんな中、NPO法人のフォトカルチャークラブ内に設置されている「年賀状普及協議会」によって制定されたのが、11月1日の「年賀状を考える日」です。

私も知らなかったので、さくっとわかるように調べてみました。

年賀状を考える日は11月1日

感謝と一年のあいさつ

年賀状には、旧年の親交に感謝を示すとともに、今年もよろしくお願いしますという願いが込められています。

日本における伝統文化の一つでもあります。

近年、年賀状を贈り合う慣習が減少している現状を踏まえながら、日本古来の文化を積極的に継承していこうという意味が、年賀状を考える日に込められています

年賀状を考える日が11月1日になった理由

この日は、実は官製はがきタイプの年賀状が発売開始となる初日です。

ですからこの日を年賀状を考える日に制定することで、

  • 年賀状の購入をすすめる
  • 年賀状が持つ意味や役割、年賀状が歩んできた歴史を考える

という趣旨がこの日に託されている願いなのです。

年賀状のはじまりは平安時代

お年賀挨拶 振袖 訪問着 風呂敷包

日本人なら誰でも知っている年賀状。

その歴史をたどると、なんと平安時代にまでさかのぼります。

最古の年賀状

年賀状の中でも最も古いと言われているのは、当時の学者だった藤原明衝が書いたものでした。

当時は、当然ですが現在のようなはがきの形をしていたわけではなく、手紙の一種でした。

その中に、春の始めを喜び祝うという、新年の挨拶とも取れる内容が書かれていたことから、これが年賀状の始まりとなったのです。

年始回りと年賀状

その後平安時代では、年の初めにお世話になった人へ挨拶回りを行う年始回りという慣習が広がり、年賀状と共に、正月の風習として確立されていきました。

年賀状を年末に受け付ける理由とは?

年賀状を贈る習慣は、平安時代から少しずつ形を変えながら、現在まで日本古来の文化として受け継がれてきました。

現在では、年末のうちに年賀状を受け付け、年始にまとめて配達してくれるというサービスがあります。

これは明治32年にスタートしたサービスで、その前まではお正月になると、郵便局員が徹夜で消印作業に追われていました。

当時の年賀状は1億枚程度で、ピーク時の2003年には、44億5900万枚もあったのです。

少なくなったとはいえ2020年は23億5000万枚発行されています。

しかし当時の職員の手にはマメができ、不眠不休で働いてもどんどん年賀状が舞い込んでくる状態を何とか解消できないものかと考え出されたのが、現在のような、年末から年賀状の受付をスタートするというサービスだったのです。

現在でも、年賀状のシーズンになると郵便局の方は多忙を極めているようです。

年末年始のアルバイトを、毎年急募して対応していますよね。

しかし、日本の文化を守る大切な仕事なので、これからも頑張ってほしいなっと思います。