名医が実践している「いい汗」をかいて代謝をアップさせる方法を紹介します。
この方法は、五味クリニックの五味常明先生の実践している代謝アップ方法です。
汗には二種類あって「いい汗」と「悪い汗」があります。
悪い汗だとミネラル、マグネシウム、ナトリウムなどの代謝に必要なものが出て行ってしまいます。
そうなると体の中では十分な代謝ができなくなってしまい、よくありません。
「悪い汗」をかく原因は
悪い汗をかいてしまう原因としては、汗腺の機能が低下してしまうため。
それから、休眠している汗腺が多くなってしまうためです。
汗腺の機能が悪くなると、ミネラルが出て行き、代謝の機能が落ち太りやすくなってしまうのです。
それに休眠している汗腺が多いと、一気に大量の汗が出てそのとき大量のミネラルが出てしまいます。
代謝に必要なミネラルがなくなり太りやすい体になってしまうということなのです。
体温調節しにくい体で悪い汗
悪い汗をかくようになった体は、主に運動不足やエアコン利用などで、体温調節しにくくなった体です。
快適な環境がいいに決まっていますが、それが体に悪影響になるのですね。
現代では知らない間に「悪い汗」をかく人になってしまっている、ということがあるかもしれません。
悪い汗のチェック法
さて「悪い汗」とはどういうものか、五味先生が教えています。
<悪い汗のチェック方法>
- 汗がべとべとしている
- 大粒の汗をどっとかくことがある
- なめるとしょっぱい
- においがくさい
- 汗をかくと疲れやすい
以上のことが一つでもあれば、悪い汗をかいているということです。
このことからするといい汗っていうのは、この反対の汗ということになりますね。
<いい汗とは>
- 全身からまんべんなく出る汗
- さらっとしている汗
- においも味もない汗(わずかにしょぱい)
ではいい汗をかく方法とは!
いい汗をかくには・家庭でできる入浴法
「いい汗」をかくために、家庭でできる方法はこれです。
1) 高温手足浴をする
42°から43°のお湯を浴槽の1/3ためます。
おふろ用の椅子を置いて、手と足を10分間つけます。
こうすると血液が体中をめぐって体の芯が温まって、汗が出やすくなります。
2) 微温半身浴をする
38°から39°のお湯を浴槽の半分ためます。
みぞおちあたりまでつけて、15~20分温めます。
ゆっくりと温まって芯まで温めることができます。
上半身が出ているので、汗をかき体温調整ができます。
水分補給を忘れずにおこなってください。
3) おふろ上がりの乾燥
おふろ上がりにも汗腺トレーニングができます。
体をタオルで拭いてから、うちわや扇風機で自然乾燥します。
首を風に当てると体温が下がりやすいです。
いい汗そのものに保湿効果があるので、自然に出てくる脂と混ざって肌がしっとりします。
1)から3)までを実践する
上記の1)から3)までを三週間ほど続けます。
するといい汗をかけるようになると、五味先生はすすめます。
いい汗をかけるようになると、肌がしっとりとして艶々になります!
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