花粉が飛び交う季節になると、毎年たくさんの人が花粉症の症状で辛い毎日を過ごしますね。
花粉症は、どんな花粉に対して自分がアレルギーを持っているかによって発症する時期は異なりますが、一度発症すると、その花粉から離れて生活しない限り毎年発症するという嫌な特徴があります。
日本人に多いと言われている杉やヒノキに関しては、花粉が飛散するのは1月から3月にかけての時期が一般的です。
1月23日は花粉対策の日
この1月、2月、そして3月は花粉症を持っている人にとっては最も悩ましい時期でもあり、この1、2、3の数字を取って、1月23日は「花粉対策の日」と制定されました。
この花粉対策の日は、花粉問題対策事業者協議会によって制定されました。
花粉問題対策事業者協議会とは、花粉問題に取り組む複数の研究機関や企業によって構成されている団体です。
そして、「花粉問題対策にオールジャパンの力を結集することで社会貢献につなげる」というキャッチコピーを掲げています。
花粉対策の日に制定された1月23日は、地域によっては既にスギ花粉の飛散が始まっているかもしれません。
しかし、まだ全国的に花粉症がピークを迎えていない時期のため、花粉症で悩む人たちに対して、早めの対策を呼びかけられる時期でもあります。
花粉対策は早めの行動がおすすめ
花粉対策の日から花粉対策を始めることは、花粉が飛び交うシーズン中でも症状を最小限に抑えることにもつながります。
加湿器・空気清浄機のメンテナンス
例えば、室内に設置している加湿器や空気清浄機は、この時期にメンテナンスやクリーニングをしておきましょう。
去年からの花粉がフィルターに付着している状態だと、空気を清浄にするはずが、花粉を室内に飛ばすことになってしまいます。
マスクや薬の準備
また、花粉症対策として必要なマスクや薬などは、早い時期から準備しておくのがおすすめです。
病院で花粉症予防の注射などを打つ人は、早めの時期に打ってもらうことで、いつ花粉が飛んでもひどい症状にならずに済むかもしれません。
花粉の飛散時間帯を知る
花粉の飛散は、一日のうちでも飛散しやすい時間帯があります。
このパターンを知っておけば、飛散しやすい時間帯には不要不急の外出を控えることができますし、自分の行動パターンや生活習慣を調整することもできるのではないでしょうか。
花粉が飛びやすいと言われているのは、夕方の時間帯です。
日が暮れて気温が下がれば、花粉は地上に落ちるので飛散量は減りますが、空気が乾燥している昼間や夕方は、普段以上に注意したいものです。
毎年のこととはいえ、少しでも症状をおさえできるだけ快適に過ごしていきたいですね。