カニは、生の状態だと長持ちしません。
そのため、すぐに食べない分に関しては、できるだけ早いうちに冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍された状態で自宅に届けられたり購入したなら、そのまま冷凍保存し、食べる分だけを解凍していただくのが良いでしょう。
すぐ食べないならとりあえず冷凍保存
冷凍の状態のカニは1ヶ月ぐらいを目安に食べ切りましょう。
業務用などのハイスペックな冷凍庫なら、もう少し長く保存できるかもしれません。
冷凍してもできるだけ早く食べる
しかし、一般家庭の冷凍庫の場合には、安定した低温でしっかり冷凍できるわけではありません。
冷凍だからと安心せずに、できるだけ早めにいただくのが、おいしくカニを食べるポイントです。
冷凍庫で保存しているカニが古くなってくると、身がぱさぱさになります。
パサついてしまったカニの調理
食中毒のリスクはないので捨てるのはもったいないですが、パサパサの状態のカニをそのままいただいても美味しくないでしょう。
その際には、みそ汁の中にいれたり調理に使うなど、工夫してください。
生カニや活カニは新聞紙にくるんで冷凍
生カニや活カニを保存する際にも、すぐに食べないならとりあえず冷凍保存がおすすめです。
しかし、生カニや活カニをそのまま冷凍庫に入れてしまうと、カニの内部の水分が出てしまいます。
そのため、海水と同じ濃度の塩水に浸した新聞紙でしっかりカニを包んだ上で、ビニール袋に密閉して冷凍するのが良いでしょう。
この場合、鮮度の劣化を感じることなく美味しくいただけるのは、2週間ぐらいまでです。
冷凍保存でも、少しずつカニの水分は外へ漏れてしまうため、時間が経つと少しずつパサパサ感が増してしまうのです。
冷蔵庫での保存法はゆでてから
カニは、体の80%が水分です。
時間の経過とともに少しずつ水分が外に排出され、身がパサパサしてしまいます。
また、生カニや活カニの場合には、鮮度がどんどん劣化してしまうので、冷蔵庫で保存する場合でも、生の状態での保存はおすすめしません。
冷蔵庫での保存は2日
冷蔵庫に入れる前に、一度茹でて熱を通してから、冷蔵庫に入れるようにしましょう。
茹でたカニを冷蔵庫で保存する場合、長くても2日ぐらいを目安に食べるようにしてください。
鮮度が劣化してくると、ニオイが強くなり、ヌメリも出てきます。
見た目や触れた感じで、食べるのはNGという雰囲気が出るので、その場合には食中毒を避けるためにも、無理に食べるのはやめましょう。
冷凍保存がおすすめ
カニの保存は、基本的には冷凍庫の保存がおすすめです。
その上で、食べきれる分だけを解凍し、冷凍保存している分も1ヶ月以内に食べ切るというつもりで覚えておいてね。