「母乳を続けたい!でも必要なだけのお乳が出ていない」とき、どうしたらいいでしょう。
母乳の出がよすぎて、有り余るほど出るお母さんがいる一方で、母乳がどうしても不足気味で赤ちゃんがもっと欲しがっているのに足りないというお母さんもあります。
赤ちゃんのお腹をいっぱいにするには、ミルクを足さなければならないですね。
母乳にミルクを足すときの方法
母乳にミルクを足す方法としては、二つあります。
- 母乳のつど不足する分を追加で人工栄養を与える方法
- ある授乳時間には母乳を全く与えず人工栄養を与える方法
です。
授乳のつど不足分を人工栄養を足すのは、手間がかかるため、一般的には母乳を与えないある時間だけを人工栄養にするのが合理的です。
でも母乳の出を減らさないためには、毎回の授乳ごと欠かさず母乳を与えて、どうしても満足できないときだけ追加で人工授乳をする方がいいんです。
お母さんのお乳の出方によって、これはどちらにするかが決まってきます。
一日のうち一回だけは母乳の出が悪いけれど、他はたっぷり出るというとき、
そんなときは一番足りない時間の授乳に人工授乳だけにして、他の時間は母乳をためておくという方法をとります。
もし二回以上母乳がたりないときは、比較的足りない時間帯、午後6時や午後2時ごろの時間帯に、母乳の後人工授乳を足します。
もう一つの方法で、二回以上母乳が足りないとき、一回おきに人工授乳をするという方法もあります。
どの時間帯でもお乳がたりないなら、始めに母乳を与え、毎回ミルクを足してあげなければなりません。
足すために飲ませるミルクの量
赤ちゃんの大きさによってミルクの量の目安は違います。
4キロ以上の赤ちゃんなら、ミルクのみ与える授乳の際は、180CCほど。
それより小さい赤ちゃんはもっと少なく用意すればよいです。
母乳の後の追加授乳なら60~90CCを用意するといいでしょう。
90CC用意しておいて好きなだけ飲ませるというのが目安です。
赤ちゃんが飲み残したものは毎回捨てるようにして、作りたてのミルクを飲ませてくださいね。
※※三人の子育てと初孫の育児を体験中の考えや意見です。
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