◆復活してお椀型になった吸盤
吸盤はお湯で復活します!
その方法、お湯の温度や時間を具体的にお話しますね。
ただ、あまりに長期間使っている吸盤は復活しない場合もありますから、その見極めも。
吸盤復活の方法
実験したのは、流しのステンレスにつけて利用している石鹸入れです。
もう5年以上使っているので、時々片方が外れて不安定になり、やがて音をたてて落ちます。
吸盤を復活させるには「吸盤の吸着力が元に戻る」ということ。
つまり元の形のお椀型に戻せばいいわけです。
元のお椀型に戻す方法
そこで 平らになってしまった吸盤を戻すには。
まず目につく汚れをブラシなどで落とします。
そして約80度の熱いお湯に つけます。
じきに元のをお椀型の状態に戻りますが、すぐに取り出さず5~6分置いてからに。
数分置くことで吸盤の周りの汚れも完全に取れます。
水分をとるときはタオルで拭くのでなく ドライヤーの強風で飛ばして乾かしましょう。
タオルで拭くと繊維やホコリがついてしまいますし、自然乾燥にすると水あかが残ってしまうからです。
吸盤復活ビフォーアフター
◆復活前の平らな吸盤ビフォー
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◆吸盤を80度のお湯に入れて5分待つ(お椀に入れてます)
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◆復活後のお椀型の吸盤アフター
柔らかさ、弾力がでてきて、
形も少しこんもりとしてお椀型に近づきました。
吸盤復活方法のまとめ
- 約80度のお湯に数分つける
- ドライヤーで乾かす
やっても無意味な水ぬらし
吸盤の裏に水をつけて、力を入れて吸盤を押し付けるという方法がありますね。
これはあまり意味がありません。
ごく新しい時期には効果もありますが。。。
理由は、時間の経過とともに水が蒸発して壁と吸盤との間に隙間ができます。
さらに水垢が付くこともあり、しばらくして外れます。
復活しない吸盤を見極める
約80度のお湯に数分つけても、形が元に戻らないこともあります。
多分、長い間使ったものでしょう。
元の形にもどらないものは再利用できないので、あきらめて取り換えを考えましょう。
吸盤がくっつかなくなる理由
ところで、吸盤がくっつかなくなるのはなぜでしょう。
「接着面をきれいに洗って戻しても外れてしまう」のは、こんな理由からなんです。
- 接着面に汚れが入り込み、吸盤の中に空気が入りやすくなったため
- 長期間使うことで吸盤が元に戻ろうとする弾力がなくなったため
初期なら汚れをとるだけでも
お湯を使って吸着力を戻す前、つまり吸着力が落ちていない前の段階なら、
壁や吸盤の汚れを取るだけで、再度使えるようになります。
汚れを取って空気が入りにくくなれば、買ったばかりの元の状態と同じようになりますものね。
最後にビフォーアフターとまとめ
もう一度ビフォーアフターを見てみますね。
◆復活前の平らな吸盤ビフォー
↓↓↓
◆復活後のお椀型の吸盤アフター
使用期間と吸盤の状態 | 復活方法 |
使い始めて数か月か吸盤の形がお椀型のまま | 壁と吸盤の汚れを取り乾燥させる(ドライヤー乾燥がおすすめ) |
長期間使っているか吸盤の形が平になっている | 約80度のお湯に数分つけドライヤー乾燥させる |
もう5年は使っている吸盤でしたが、透明感もでて形もこんもりしました。
さっそく取り付けてステンレスの流しに戻したところ、ぴったりビシっとついてます!^^
※温度計がない場合約80度を知るには、ふつふつと泡が出始めたところ(約90度)をボウルに入れた状態です。
ではまたね。
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