寒くなってくると服を脱ぎ着するときや玄関のノブを開けるときなどに、「ビリビリっ」と手にしびれを感じませんか?
手先や唇も乾燥しやすいですし、秋冬は空気が乾燥しているからしかたないかとは思うのですが、やっぱり「ビリっ」とくるのイヤですね。
そんな折、いいことを知りました!
秋冬におこりやすい静電気はの「ビリビリ」は、家庭にあるこれで防げるというではないですか!
静電気を防げるアルミホイル
家庭にあるもので静電気を防げるものは「アルミホイル」です。
数十センチの棒とアルミホイルで、静電気除去棒を作ります。
作り方はいたって簡単。
アルミホイルでさっとできる静電気除去棒
静電気除去棒は「棒にアルミホイルをしっかり巻きつけ、数センチほど残してヒラヒラさせておくだけ」
そしてその使い方もいたって簡単!
使い方は「切り口のギザギザの部分を衣類から少しだけ離して、なぜる(ひらひらっとさせる)だけ」
測定してみると、2万ボルトあった(電圧?)のが8千ボルトに減少していて、パチパチ、ビリビリは起きませんでした。
これを紹介してくれたのは、静電気のプロの蒲池正之介さんです。
アルミホイルのギザギザの切口から放電して、体を伝わって電気が地面(床など)に逃げていくそうです。
持っている手は、かならずアルミホイルに接触しているようにしてください。
ゴムぞうりをはいていると電気が逃げられなくなってしまうので、洗濯物を取り込むときなどは、ゴムぞうりはやめましょう。
ドアノブにいつもビリっときてしまう人は、アルミホイルをギザギザの方からゆっくりとドアノブに近づけるようにするとよいそうですよ。
管理人はいつも車のドアを閉めるときに、ビリっときてしまうので、アルミホイルを車の中においておくようにしたいと思いました。
静電気が起こるのはどんなときか
静電気が起こるのは「湿度が20%以下 温度が25度以下」とのときです。
秋から冬は起きやすいですね、
乾燥がいけないので、手が乾燥しているのも静電気がおこる原因に。
そこでうっすらとハンドクリームをぬっておくと、静電気がおこりにくくなります。
静電気を起こさない環境にするには
衣類はパチパチっと静電気が起きると、ほこりやゴミをひきつけてしまうのでいやですよね。
洋服の脱ぎ気で静電気がおこるのは、一種類の衣類で起こるのではなくて、摩擦する二種類以上の繊維の相性で起こりやすくなります。
重ね着する秋冬に静電気が起こりやすいのも、衣類の摩擦があるからです。
とはいっても相性のいい衣類なら静電気はおこりません。
それは、衣類にはプラスの電気を帯びやすい素材と、マイナスの電気を帯びやすい素材があって、それそれの性質が離れているほど、静電気が起こりやすくなってしまうからです。
逆にプラスの電気を帯やすい衣類どうし、マイナスの電気を帯びやすい衣類どうしなら、静電気はおこりません。
プラスの電気を帯びやすい衣類の素材
プラスの電気を帯びやすい衣類の素材 です。
上からプラスの電気を帯びやすいもの、下にいくほどプラスの電気を帯びにくいものです。
- 毛皮(プラスを帯びやすい)
- ウール
- ナイロン
- 絹
- レーヨン
- 木綿
- 麻(帯電しにくい)
マイナスの電気を帯びやすい衣類の素材
マイナスの電気を帯びやすい衣類の素材 です。
上はマイナスの電気を帯びやすく、下に向かうほどマイナスの電気を帯びにくいです。
- 塩化ビニール(マイナスを帯びやすい)
- ポリエチレン
- ポリウレタン
- アクリル
- ポリエステル
- ビニロン
- アセテート(マイナスおを帯びにくい)
これを知っていれば「バチバチ」の原因をなくせます。
なのでプラスの電気を帯びやすい素材どうし、ウールのセーターと木綿のブラウスの組み合わせなら、脱ぎ着に静電気は起こりにくいです。
またマイナスの電気を帯びやすい素材どうし、ポリエステルの下着とアセテートのスカートの組み合わせも静電気は起こりにくいです。
冬は他にも衣類を身に着けるので、何種類かの摩擦で静電気が起こりやすい環境です。
衣類の素材を知って、静電気の「ビリビリっ」ができるだけおこらないようにしたいですね。
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2013年11月26日(火)NHKあさイチでアルミホイル活用術を参考に。静電気除去グッズさっそく作りました。
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