あいちのかおり、玄米、特別栽培米、令和元年産

「特別栽培米」と表示のあるお米、なんだかおいしそう!

そんな期待で買ってみました。

「特別栽培米」がどんなお米か知らなかったので、まずはそう表示できる理由について調べてみました。

その結果。。。おいしさを約束する意味はありませんでした

でも消費者としては育つ過程を想像でき、「おいしさ」を感じることができるお米でしたよ。

まずは「特別栽培米」の意味から。

「特別栽培米」とは

「特別栽培米」は「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」(農林水産省)の基準を満たしたもの。

その内容は、

1:生産過程等における節減対象農薬の使用回数が、慣行レベルの5割以下であること

2:生産過程等において使用される化学肥料の窒素成分量が、慣行レベルの5割以下であること

つまり、農薬の使用回数が半分以下でなおかつ、化学肥料(窒素成分量)が半分以下であること。

あいちのかおり、玄米、特別栽培米、令和元年産の農林水産省新ガイドラインによる表示

◆農林水産省・新ガイドラインによる表示

お米を育てるのに使われる農薬や化学肥料は少ないほどいいんじゃない?

と思いますよね。

それは安全性が高いと感じるから。

「より安全なお米が食べたい」という人は、「特別栽培米」を選びたいのでは。

「おいしい」を約束するものではない

ということで、この基準だけをいうので「おいしい」を目指して作られているわけではないのですね。

なんだ~、それなら特に意味はないよ、という人には関心のないものになりますね。

あくまでも、「安心感」「安全性」を考えると、減農薬・減化学肥料をチェックする目やすになるということになります。

お米のおいしさはどのように作られるか

日本の田園風景、棚田に青い稲

新潟県や秋田県のお米が特に美味しいと有名ですが、おいしいといわれる理由はその地形や気温に関係があるそうです。

新潟県の特別栽培米を生産販売している、三栄農産さんのHPを参考にさせてもらったのですが、

夏から秋へと移り変わる時期には、昼夜の気温差がしっかりと出来る地域です。

昼夜の気温差、特に夜に気温が下がる環境が、稲の生命危機反応に働き、しっかりと実を付ける(子孫を残そうとする)作用を多く引き起こします。

そのため、お米の旨み成分が通常よりも多く作られることが、確認されています。

(新潟県関川村の三栄農産さんのHPより)

ということから、新潟県内のお米の食味評価が高いのは、こうした共通した環境が関係しているのですね。

そして、水がきれい、空気がきれい、土壌がきれい、といった環境も必要になるのかと思います。

また田圃の土が栄養豊富で活き活きいていなくてはならないですね。

お米が育つため、土には農家さんが養分やミネラルを豊富に含むよう努力されています(自家製ぼかしを入れるなど)。

生産方法の詳しいことはわかりませんが、自然や環境に優しい土づくりがあってこそ、減農薬・減化学肥料が達成できるようです。

炊き方に工夫が必要?

玄米3合の炊きあがり、炊飯器の中

◆玄米3合炊きあがり

「特別栽培米」、炊き方に何か工夫が必要かといえば、そうではありません。

今回は玄米を購入しましたが、お米の袋に炊き方のアドバイスはありません。

他の「特別栽培米」を購入したときもそうでした。

お米は産地によっても、品種によっても、また新米か古米かによっても、必要な水分量が変わります。

また好みによっても、各家庭の炊き方のこだわりもあるでしょう。

初めて購入するお米は、初回はうまくいかないかもしれないですが、2回目によりおいしいと思われる炊き方を各家庭でやってみるしかないですね。

おいしい!が期待できないなら意味ない?

さて、「おいしい」が期待できるわけではないのですから、おいしさだけを追求したい人には「特別栽培米」を買う意味はないですね。

ただ個人的には「少しでも安全で安心なお米を食べたい」という願いがあります。

子供が小さい、病気がちの家族がいるという家庭もそうかもしれません。

さきほども言った、農家さんの土作りに対するこだわりや努力があってこそ「特別栽培米」ができあがることを考えると、

お米にその想いが込められている、そのことが「おいしさ」を実感として感じやすいです。

消費者に安心・安全なお米を届けたい、そんな気持ちを受け取って食べることで、おいしさが増すような気がしています。

減農薬・減化学肥料にすることは簡単ではないと思います。

手間がかかるゆえに価格もあがるわけですから。

特別栽培米のお値段

あいちのかおり、玄米、特別栽培米、令和元年産 10キロ

◆あいちのかおり、玄米、特別栽培米、令和元年産 10キロ

お値段は産地によりさまざまとは思います。

私の住む愛知県は、米どころの評判はありませんし山間部でもありません。

でもおいしいお米ができます。

この「あいちのかおり、玄米、特別栽培米、令和元年産 10キロ」で税込み3,300円でした。

生産地すぐそばの道の駅で購入したので、このお値段で買えました。

通販の特別栽培米を調べてみると、コシヒカリ・ササニシキ・ミルキークイーンといった有名銘柄米は、10キロで5,500円から8,000円ほどでした。

産地によってずいぶんお値段は違うようです。

おわりに

毎日食べるお米においしさも安心・安全も欲しい、そう思います。

「特別栽培米」には少しでも安心・安全なお米をという人が利用できる、わかりやすさがあります。

安心安全は、家族のため環境のため農家さんのためにもなるような気がしています。

「特別栽培米」の最高級はこれみたいですよ。

新潟県魚沼産のコシヒカリ!高級品ですね、5キロで。