冬支度は、夏が終わって秋風が吹くころには始めておきたいです。
それちょっと早すぎない?と思えますが、いえいえ、
すぐ使いたい思ったときに、確実に使えるようにしておきたいからです。
去年の暖房器具を出してきて使えるかどうかのチェックと、こたつや加湿器のメンテナンスもできるだけ冬が来る前に済ませておきましょう。
暖房器具の特徴をつかむ
冬にはほとんどの家庭で煖房を使いますが、暖房にはいろいろな種類がありますね。
それぞれ特徴が違います。
空気が乾燥しやすく、風邪やインフルエンザなどを引き起こすウィルスが飛びやすくなるため、暖房器具と合わせて加湿器もフル活用したいものです
暖房は何を使う?
暖房器具にはいろいろなものがあります。部屋全体を温めてくれるという点では共通していても、どんな風に温めるかによって、
- 「対流式」
- 「輻射式」
- 「電動式」
などの種類に分類できます。
対流式暖房器具
「対流式」は、吹き出し口から温かい風を出して部屋の中を循環させるというタイプです。
エアコンを始め、石油やガスのファンヒーターなどがあり、短時間で部屋全体を温められる点がメリットです。
ただし、空気が乾燥するため、加湿器は欠かせません。
輻射式暖房器具
輻射式は、暖房器具そのものを温めることで周囲を温めるというメカニズムです。
ハロゲンタイプやパネルタイプのヒーター、石油ストーブなどが該当します。
床暖房も、この輻射式に分類されます。
電動式暖房器具
電動式は、発熱体を体に触れさせることで暖房効果が出るというものです。
ホットカーペットや電気毛布、こたつなどが該当します。
部屋全体を温めることはできませんが、足元だけを温めたい時などにおすすめです。
暖房器具の選び方
暖房器具は、住んでいる住宅の気密性やライフスタイル、また家族構成などによって、適切なものを選びましょう。
気密性が高いマンションならコンパクトなモノでも十分ですが、冷たい風が入ってきやすい一軒家だと、パワフルなものが安心。
また、小さな子供やペットがいる家庭では、うっかり触れても火傷しないタイプを選ぶと良いですね。
暖房と加湿器はセットで使いたい
部屋全体を温められるヒーターを使う場合でも、こたつのように体を部分的に温める場合でも、暖房で体を温めると、体は乾燥します。
こたつのように部屋の空気をそれほど乾燥させないものでも、温めている体には熱が伝わるため、体は乾燥しやすくなります。
ですから、どんな暖房器具を使っているかにかかわらず、加湿器は冬でも使うのが安心です。