ふくらはぎって、意外に存在感が薄いと感じます。
というのも、立っていても座っていても、なかなか自分では見ることができないところですよね。
それでというかついついないがしろにしてしまいがちなんですが、
「ふくらはぎは第二の心臓」って言われているように、実はとても重要なところなんです。
ふくらはぎが太くなっていく原因
心臓が止まったらもちろん生きてはいけませんが、ふくらはぎも適度に働き続けていかなくてはならないところだったんです。
でも意識して働かせてあげないと、働いてくれないんです。
それは、心臓はそのまま何もしなくても動いて、血液を送り出してくれるのですが、送り出された血液をまた心臓に戻すのに、ふくらはぎの筋肉が動かないと戻りが悪くなるのです。
戻りが悪くなった脚の血管からは、水分が浸出してしまい、皮下にため込むことになり、これがむくみとして表に見えることになります。
もう少し細かく言うと、脚から心臓に血液が戻るとき、血液は重力に逆らって戻っていかなくてはなりませんが、
心臓のようにドクンと鼓動をうって力強くもどしてくれるところはありません。
ですから、戻る血液は重力に逆らって上がっていかなくてはならないのに、動力がないので、ゆっくりとしか動きません。
それで滞りがちな血管から、じわじわと水分がにじみ出てしまうのです。
これが、ふくらはぎが太くなっていく原因なのです。
ふくらはぎが第二の心臓といわれるのは
脚の先まで行った血液を、また心臓に戻す血管(静脈)が脚には張り巡らされていて、体の中で不要になった二酸化炭素や老廃物を、心臓に戻す役割があります。
余分な水分も、順調にいけば静脈の中で一緒に心臓に戻っていくことになるのですが、
むくみとなって残ってしまうのは、ふくらはぎが心臓のようなポンプの役目を果たしていないからなのです。
言い換えると、むくまない人というのは、ふくらはぎが心臓のポンプののように働き、静脈の血液を心臓に順調にもどしている人なのです。
それで、「ふくらはぎは第二の心臓」といわれているわけなのですね。
むくみやすい女性の脚
女性の場合、ふくらはぎの筋肉が弱かったり、脚の動きがにぶかったりして、第二の心臓の役割を果たしていないと、むくみが出てしまうわけです。
座りっぱなし、立ちっぱなしの仕事の人に多いといわれるむくみですが、男性より女性の方が圧倒的にむくみを感じています。
ダイエットを繰り返している人や、運動不足の人なども、むくみやすいですよ。
以上がわかってくると、意識してふくらはぎの働きを改善してあげればよいということに。
むくまない脚にすることもできるわけです。
脚を細くするのに成功した管理人の記録です「脚やせ成功体験談」