自分の立ち姿を鏡で観察したことって、案外ないのではありませんか?
仕事で立ち姿を見られる人以外、鏡の前に立つときは、洋服のコーディネートのときばかり。
斜めから見たり、後ろを振り返ってみたりなど、動きのある動作ばかりになっているのではないでしょうか。
もし今まで脚のコンプレックスを抱えながらも、自分の立ち姿を観察したことがないのなら、一度全身を鏡に映して、人にはどう見えているのか客観的に知るのもいいかもしれませんよ。
もし正しい立ち方ができていないと、歩き方にも影響が出てきます。
歩き方が正しいと、脚の筋肉がきれいについて美脚につながります。
ぜひ、正しい基本の立ち方を知っておいてくださいね。
正しく美しく立つために用意するもの
正しく立つために用意するものはこれだけ。
- 全身が映る鏡
- 体のライン脚の動きがわかる、レオタードや水着、短パン
正しい立ち姿勢の作り方
では始めましょう。
- 壁を背にして立ち、頭・肩・ヒップ・かかとを壁につけて立ちます。
- そのとき、爪先、かかとを揃え、膝を寄せ、重心はまん中に置きます。
このとき膝がつかない人があると思います。
そのときは、爪先かかとをそろえて立ったら、腰を落として膝をまげ、中腰の姿勢になります。
その状態で膝をつけ、ゆっくりと腰と両膝をのばし、まっすぐな姿勢に戻ります。
このままの姿勢を頑張って維持します。
胸を持ち上げて(息を吸って胸を高くあげてみてください)この状態を維持して、肩の力を抜きます。
お腹を伸ばして(両手を思い切りバンザイしてから、手だけ下すとお腹が伸びています)、あごを引いて正面を向きます。
そしてお尻の筋肉にきゅっと力を入れます。
このようにして、正しい立姿勢をとってみます。
正しい立ち方のチェックポイント(正面)
姿勢がうまくとれましたか?
自分の鏡に映る姿を見ながら、以下のポイントを確認してみてくださいね。
まず正面から眺めてみて、一か所ずつポイントになるところを目で確認していきましょう。
- 頭の先が上に引っ張られるような感じ
- 肩の力が抜けている
- 脇が締まっている
- バストが上に持ち上がる感じ
- おなかが上に引っ張られる感じ
- おなかの下の方(恥骨とおへその間くらい)に重心がきている
- 親指の爪が正面を向いている
- 膝は寄せる、正面を向いている
- かかとをつける
- 爪先はそろえる
横から見たときのチェックポイント
正面の確認が済んだら、次は横からみたときのチェックポイントです。
- まっすぐ前方を見ている
- あごを引いている
- 背中は引き上げるような感じ
- おなかを引っ張り上げる感じ
- お尻の両側に力を入れ引き締める
- 両膝を合わせる
- 膝の後ろを伸ばす
どうでしょうか?
この正しい姿勢をとったとき、今までの自分と違って見えませんか?
キツイ姿勢だと感じますか?
キツイっと感じたら姿勢が悪い証拠
私が最初この姿勢をとってみたとき、脚がぎこちなく胸や背中の筋肉にぱーんと張りが出て、キツイと感じました。
「こんな姿勢保っていられないよ」と思ったものですが、それだけ姿勢が悪かったのわけですね。
全部チェックするだけで、かなりキツイ姿勢だと感じられれば、それだけでも今までの姿勢がいかにラクな姿勢をとっていたかがわかります。
素足ができたらパンプスでも
素足でやってみて、うまくいったら次はパンプスを履いて、正しい姿勢をとってみてください。
かかとの高さは3~4センチのもので。
靴底が減っていないものを履いて練習してみてくださいね。
(靴底が一方に減っている癖がついている靴は、正しい姿勢がとりにくいのでやめた方がよいです)。
体が緊張するので、全身の筋肉が疲れるかもしれません。
最初は30秒とか1分とかから始めてください。
理想は3分間平気になること
正しい立ち方ははじめはきつくてつらいですが、徐々に時間をふやしてやってみましょう。
1日3分程度まで、毎日少しずつでも正しい立ち方・正しい姿勢をとってみて、自然にいつでもできるようになっていくのが理想です。
この姿勢がわかってから本格的なウォーキングを始めるようにすると、よりいっそう脚の運びなどがうまくでき、脚を細くする効果も高まるようになりますよ。
下半身デブをようやく卒業した管理人の記録「脚やせ成功物語」
自分の立ち姿勢はどうなっている?(一日1分ゆがみのチェック)
脚の太さや形が気になる人は、体に歪みがあることがあります。
体のわずかな歪みが、体のバランスをくずし、それを補うために脚や腰に余分な負担をかけることに。
その結果余分な筋肉をつけたり、さらに別の歪みを引き起こしたりしています。
自分を客観的に見ることって、知らなかった体のゆがみに気づくこともあります。
まずは正しく立てているか。
鏡の前で自分が正しいと思う立ち姿を見る
まっすぐに立ってみて、これが正しい、きちんとした立ち姿だと思って、鏡の前に立ってみてください。
私は脚が太くて長い間コンプレックを持っていましたが、ゆがみがあることを自覚したことで、自分の体のクセをしりました。
鏡の前でのゆがみチェックポイント
- 頭が傾いていませんか
- あごを引きすぎていたり、上げ過ぎていたりしていませんか
- 肩は左右の高さが一緒ですか
- 肩の前後がまっすぐですか
- 腰の高さは左右一緒ですか
- 腰の前後に歪みがないですか
- 両膝がついていますか
これらを確認してみると、小さな歪みを3つ見つけました!(もっとあるかもしれないですが)
歪みは小さいのですが、これが長年の「体の癖」となっていたのです。
ちょっとショックです。
横を向いてのチェックポイント
次に横を向いてもチェックしてください。
- 背中が丸くなっていませんか
- 腰を曲げていませんか
- お尻がさがっていませんか
- 腕は太ももの脇におりていますか
- 膝がまがっていませんか
どうだったでしょうか?
私の場合は、あごが前に出て、左肩が少し下がり、膝がつきません!!
お尻はとうに下がってますし・・・。
これがわかったことで、ここに気をつけようと意識を持っていくことができるようになります。
整体とか姿勢の専門家が見たら、もっと歪みを指摘されるのかもしれません。
まずは自分の立姿を知る。
意外なゆがみを知ることになるかもしれません。
おわりに
正しい姿勢を毎日1分でよいのでとってみると、歪みがこれ以上広がらないようにする意識も強くなりますよ。
キレイな姿勢をとれるよになれば、全身の筋肉のバランスがよくなり、歩き方もきれいになっていくはずです。
鏡に写る姿が、人から見られる姿でもあります。
意識してよい姿勢を作っていたいですね。
下半身デブをようやく卒業した管理人の記録「脚やせ成功物語」
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